どんな問題が出題されるの?
知識を使いこなす力が問われます。

社会は、地理・歴史・公民の3分野から幅広く出題されます。 そのため、各分野の基本事項をしっかりと身に付けておくことが第1条件です。 また、表やグラフを読み取って答える問題、文章記述問題、各分野を融合した総合問題、時事や環境に関する問題など、出題形式も工夫されています。 重要事項や人物名などを丸暗記するだけではなく、普段から統計資料・地図帳・史料集・年表などに親しみ、各分野を関連づけて学習しておかなければなりません。 テレビや新聞でニュースを確認し、それにかかわる事柄をノートにまとめていくのも効果的です。

歴史の勉強、なかなか進まない…
まずは大きな流れをつかもう。

歴史の学習では、まずはおもな流れをしっかり理解しておくことが大切。 最初から欲張って細かい事柄まで覚えようとすると、なかなか先に進めなくなってしまいます。 時代の流れが把握できたら、主なできごとと年号…とだんだん詳しく、知識を増やしていきましょう。 「いつ、どこで、どうして、だれが、どうした、その結果どうなったか」 ひとりだと見落としがちなことも、先生といっしょなら、ポイントをしっかり押さえて学習できます。 いろいろなできごとのつながりを大切に、前後関係もしっかり理解しておきましょう。

図や表から何がわかるの?
普段から資料を調べる習慣をつけておけば大丈夫!

社会の学習では、年表・史料集・地図帳・統計表などの資料に親しんでおくことが大切です。 普段の学習でも、わからないことや興味を持ったことがあったら、すぐに調べ、わかったこと・気づいたことをノートにまとめていきましょう。 調べたことをどんどん書き足せるよう、ノートは余白をたっぷりとっておくのもポイントです。 そうした作業を続けていると、図や表を見て、様々なことを考えるようになります。 それまでに身に付けた知識を活用しながら読み取ることができれば、総合問題や記述問題も怖くありません。