公立高校入試では、「読む・聞く・書く・表現する」力が求められます。 つまり、英語でコミュニ ケーションするための力をつけておかなければなりません。 基本的な語句・文法の知識はもちろん、英語を読んだり聞いたりして内容を把握する力、英語で情報や自分の意見・気持ちを 表現する力が必要です。 記述式の解答を求める問題が増加していますので、誰かに何かを 伝えるつもりで、学習したことを使ってみましょう。
「読んでるうちに話がわからなくなっちゃう」「どうせ、読んでもわかんないよ」 入試では必ず出題される読解問題ですが、解き慣れていないため、苦手意識を持ってしまうことが多いのです。 わからない単語が出てきたり、話の流れがわからなくなってくると、投げ出したくなってしまいます。 代名詞が何を指しているのか確認する、それだけでも理解しやすくなります。 対話形式の文章も多いので、会話でよく使われる表現をおぼえておくことも大切です。 ひとつひとつ積み重ねていくことで、「読んだら、わかるかも…」とだんだんやる気と自信がわいてきます。
リスニングでも読解問題でも、対話文をベースとした出題が多く見られます。 あいさつをする、電話をする、買い物をする、道案内をするなど、場面ごとによく使われる表現があります。 教科書では色々な場面設定でストーリーが作られているので、知識を身に付けるには日ごろの学習の仕方が大切。 「これはどんな時に使うんだろう?」「こんな時はどう言うのかな?」1人だとせっかく頭に浮かんだことも力にはなりません。 「いっしょに考えてみようか」時にはそんな 寄り道も、興味を引き出すきっかけになります。