国語が苦手な人にとっては、学校の国語の授業ほど退屈な時間はないのかもしれません。 定期テストでは、授業で扱った教科書の文章が出題されることがほとんどです。 つまり、授業にどう取り組むかがテストの結果を大きく左右するのです。 聞いているだけ、ノートをとるだけの受け身の姿勢では、何も身に付きません。 授業の前に教科書を読み、自分なりに要約や解釈をしておく。 そうすると、「なるほど」と納得したり、「なぜ だろう?」と疑問が出てきたり、興味を持って授業に取り組めます。
中学校までと比べ、よりかたい表現の文学的文章や、より専門的な論理的文章が増えてきます。 難解な語句や表現がたくさん出てくるにもかかわらず、辞書を引く機会は減っていきます。 話の流れから「きっとこんな意味だろうなぁ…」と予想をすることはとても大切です。 そのままにせず、必ず辞書を引き自分の予想が正しかったのか確認する。 そのひと手間が、これからのみなさんの言語活動を大きく変えます。 自分で調べて学習する習慣が身に付けば、自然と語彙が増えるのです。
同じ日本語なのに、知らないことばがたくさん出てきて、古文はまるで外国語のようです。 重要古語を覚えたり、文法のルールを覚えたり…。 覚えることに追われ、理解しな いままになってしまうこともあります。 覚える前に、辞書の説明や文法書の解説を本当に理解できているのか、確認することが大切です。 ノーバスでは、1人ひとりにとって最もわかりやすいことばと方法で、かみ砕いて解説します。 自分のことばでまとめ なおしてノートを作成しておくと、参考書よりもずっと役立つはずです。