高校受験 入試傾向と対策 埼玉県公立高校

埼玉県公立高校入試 傾向と対策

英語の傾向と対策

傾向
大問4問からなり、1は英文を聞いて問いに答える放送問題となっています。 主に中1・中2レベルの表現でまとめてあり、質問は5W1Hと呼ばれる疑問詞を用いた問いが多いです。
2は会話文の読解総合問題。設問は空所に適切な語や文を選ぶもの、内容の真偽を問うものなど、読解力を試すものが中心となります。また語句整序の問題が毎年含まれています。
3は長文読解となり、文章の要点を日本語でまとめる問題がよく出題されています。
4は和文英訳と作文問題となります。このところテーマ作文が出題されており、日常的な事柄を自分で英文にまとめる力が問われています。
全体的に見て放送問題の比率が高いことと、対話文の出題が目立っていることが特徴です。
対策
まずは基礎固めとして、中1の教科書の復習から始めましょう。
具体的な内容としては、単語の綴りや文法事項を確かめながら教科書を何度も音読し、その中で重要構文や会話でよく使う慣用表現は、 ノートにまとめて繰りかえし読み書きをするようにしましょう。
教科書以外では、長文読解や英作文の問題集で応用力を養うほか、余裕があれば中学生向けの副読本などを読んで、要点を日本語でまとめる練習をするとよいですよ。
また放送問題に関しては、教科書用のCD教材か、ラジオやテレビの初級レベルの英会話講座を毎日続けて聞くようにし、継続して英語の発音に耳を慣らしておくようにしましょう。

数学の傾向と対策

傾向
大問4題、設問数は20問ほどになる。
1・2は独立小問題集となり、数・式の計算、方程式の計算とその応用、さらに関数、図形、確率の理解度を試す問題である。
3・4の総合題は関数、図形、あるいはそれらの融合題を中心としたもので、単なる関数の知識だけでなく、総合的な力が求められている。
対策
数学も毎日の基礎的な学習が合格への一番確実な道です。
具体的なポイントとしては
1.出題範囲が広いため、不得意分野をなくす。 2.配点の1/4を占める数・式、方程式の計算は確実、かつ迅速に処理できるようにする。 3.時間配分を考えた学習を心がける。
といったものがあげられます。
特に数学は本番の時間不足が想定されるので、秋以降は本番と同じ時間設定で問題を解いてみるのが効果的です。

国語の傾向と対策

傾向
広範囲にわたって出題されており、中学校3年間で学習した基礎学力が問われる問題となっています。
1は小説の読解問題で、登場人物の心情をつかむ設問が中心になっています。記述式の設問が多く、文章表現力が問われます。
2は漢字の読み書きの問題。
3は言語事項に関する問題で、文法や漢字に関する設問が中心です。
4は論説文の読解問題で、内容の理解を試す設問や、要旨を問う設問が多くなっています。
5は古文の読解問題、6は課題作文となっており、古文は内容理解の設問が中心となっています。
対策
まず現代文の読解問題については、教科書を読み返すことからはじめましょう。
小説や随筆は登場人物の心情に注意しながら、論説文や説明文は要旨をノートにまとめながら読み進めることが大切です。
古文は現代語訳と原文が載っているものを見て、古文特有の表現に慣れるようにしましょう。
また作文は、過去に出題された課題をもとに、問題の注意事項に沿って実際に書いてみること。
さらに、最近新聞などで話題になっているテーマを自分で見つけ、さまざまな課題で作文を書いてみるといいですよ。

理科の傾向と対策

傾向
大問7題のうち、物理・化学領域から4題、生物・地学領域から3題が出題されています。
第1分野からは「化学変化と原子・分子」「気体と水溶液」などの 各重要単元が例年出されています。
第2分野からは年度ともにバランスよく出題されていますが、順番からいくと今年は「植物の生活と種類」「地球の動きと天体の動き」「天気とその変化」あたりが要注意です。
最近は記述力・表現力を問う問題の数は減ってきていますが、観察・実験を通して記述させる問題は出題されるので、必ず対策をとるようにしましょう。
対策
図を含めた記述問題が全体のほぼ5割を占めているのが特徴です。
効果的な勉強法としては、自分なりの「理科ノート」を作成することです。
教科書の中に出てくる観察や実験について、その目的、器具の使い方も含めた手順と方法、観察結果と実験結果の整理考察などのそれぞれについて丹念にノートに書いていきましょう。
また受験が近づいてきたら、記述式の問題を多く含む問題集を解くようにするとよいです。
このときも自分で作ったノートで確認するようにすると、効率よく解くことができますよ。

社会の傾向と対策

傾向
設問は全6題となっており、内訳は地理・歴史から2題ずつ、公民から1題、3分野総合から1題となっています。
地理分野からは世界地理・日本地理の両方が出され、ともに地図やグラフなどを利用して世界や日本の各地域の特色をとらえる問題が出題されます。
また歴史分野からは、古代から近代まで幅広く出題されています。地図や年表など資料の読み取りや、文章での簡潔なまとめは毎年出されているので普段の勉強から取り組むことが必要です。
対策
前述したとおり、教科書はもちろん資料読解が重要なカギとなります。
地理では世界と日本の気候や産業、生活を覚えるのと同時に、地形図や貿易の統計などの各資料にも慣れるようにしましょう。
歴史では、年表を使って時代の流れや特色をつかむのと同時に、同時代の世界の歴史の流れも覚えるようにするとよいですよ。
また、公民では現代的課題から出題されることがあるので、時事的な問題にも関心を持ち、ニュースなどにも気を配るようにしましょう。
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