千葉 公立高校受験 選抜方法
従来、千葉県公立高校の入学者選抜は、前期選抜・後期選抜の2回の機会がありましたが、2021年度より『一般選抜」1回に統一されます。(一般選抜に併せて特別入学者選抜、地域連携アクティブスクールの入学者選抜が行われます)。また、従来より、前期選抜は2日間にわたって実施されていましたが学力検査は5教科を1日目ですべて終了していました(2日目に面接などの検査を実施)。 しかし、2021年度からは学力検査は5教科を2日間に分けて実施されることが決まっています。また、試験時間も変更となります。
入試日程 [令和3年度(2021年度)]
- 出願日
- 令和3年2月9日(火)・10日(水)
- 検査実施日
- 令和3年2月24日(水)、2月25日(木)
- 合格発表日
- 令和3年3月5日(金)
検査の内容
- 第1日目
- 国語・数学・英語の3教科を実施、国語と数学は各50分、英語は60分です。 国語に「聞き取り検査」、英語には「リスニングテスト」が含まれます。
- 第2日目
- 面接、集団討論、自己表現、作文、小論文、適正検査、学校独自問題による検査、その他の検査のうちから、いずれか1つ以上を実施します。
選抜方法
「調査書(調査書の全学年の評定とそのほかの記載事項)」、「学力検査の成績」、「各高校が実施した検査」を総合的に判定して行います。
- 5教科の学力検査(500点)
- 面接:形式は学校によって異なりますが、個別・グループ面接があります。
- 自己表現:面接の中で決められた時間内に、受験生があらかじめ提出したテーマに従って発表を行うものです。
- 適性検査:学校・学科の特色に応じて行う実技の検査。運動能力に関する検査などで、各学校が指定する内容に関する検査を行うものです。
- 学校独自問題:平成22年度までは、「特色ある入学者選抜」で実施されていたものです。
- 内申点(通知表)は9教科(5教科+4教科)。各教科5段階評価で、各学年45点満点の3年分で135点満点になります。
志望校を決定するにあたっての注意点・出願可能地域
千葉県公立高校の普通科には「学区」が設けられており、自分の居住している学区内の高校と、隣接する学区の高校に志願することが可能です。
- 第1学区:千葉市
- 第2学区:松戸市・市川市・船橋市・習志野市・八千代市・浦安市
- 第3学区:野田市・柏市・流山市・我孫子市・鎌ヶ谷市・東葛飾郡
- 第4学区:成田市・佐倉市・四街道市・印西市・白井市
専門学科(商業・工業・農業・看護ほか)や幕張総合高校・千葉女子高校・木更津東高校については、学区制度はありません。千葉県全域どこからでも受験が可能です。