222(コラム)

就職内定状況の調査結果。前年度同期比で全体の就職内定率は1.9ポイント上昇

c-20190212

就職内定状況の調査結果。前年度同期比で全体の就職内定率は1.9ポイント上昇

平成30年11月16日、文部科学省が「平成30年度大学等卒業予定者の就職内定状況調査(10月1日現在)」という、厚生労働省との共同による調査を取りまとめた結果を公表しました。公表された資料には、調査対象となった大学全体の就職内定率や前年度の同時期の調査結果との違いに加えて、国公立大学と私立大学、文系と理系、地域別の就職内定率の違いなどが記されており、条件別で就職内定率の傾向が比較できます。

 

文部科学省と厚生労働省が実施した調査の概要

文部科学省と厚生労働省は、設置者や地域の別などを考慮して抽出した112校を対象に調査を行いました。対象校の内訳は、国立大学が21校、公立大学が3校、私立大学が38校、短期大学が20校、高等専門学校が10校、専修学校(専門課程)が20校でした。調査対象人員は6,250人で、そのうち大学、短期大学、高等専門学校が5,690人、専修学校(専門課程)が560人でした。それぞれの大学で所定の調査対象学生を抽出した後、電話や面接等の方法で、性別や就職希望の有無、内定状況などを調査しました。

 

その結果、調査対象の学校全体の就職内定率(就職希望者に対する就職内定者の割合)は74.5%でした。そのうち大学の内定率は77.0%で、短期大学は42.8%、高等専門学校は93.7%でした。前年度の同時期の調査結果と比べて、全体の就職内定率は1.9ポイント上昇し、大学では1.8ポイント上昇、短期大学は3.4ポイント上昇、高等専門学校は0.7ポイント減少しました。

 

条件別に比較した就職内定率

大学の就職内定率のうち、国公立大学の就職内定率は前年度の同時期の調査結果よりも1.7ポイント高い75.0%、私立大学は1.9ポイント高い77.6%でした。男女別では、男子生徒の就職内定率は前年度の同時期よりも2.5ポイント高い77.0%、女子生徒は1.0ポイント高い77.0%でした。男女ともに同じ割合を示しましたが、大学の種類別に男女の割合を比較すると、国公立大学では男子が74.3%で女子が75.8%、私立大学では男子が77.8%で女子が77.4%でした。文系の大学生の就職内定率は前年度の同時期よりも2.1ポイント高い76.5%、理系は0.6ポイント高い79.2%でした。地域別に就職内定率を比較すると、北海道・東北地区は昨年度の同時期よりも2.1ポイント減少した70.4%、関東地区は0.7ポイント増加した80.5%、中部地区は4.0ポイント増加した76.0%、近畿地区は3.4ポイント増加した82.1%、中国・四国地区は5.9ポイント上昇した64.7%、九州地区は0.3ポイント増加した69.0%でした。

 

文部科学省と厚生労働省は、10月1日の調査のほかに、平成30年12月1日、平成31年2月1日、平成31年4月1日にも就職内定率の調査を行い、結果を発表する予定です。また、文部科学省が公表する資料には、約10年間の就職内定率の推移などが示されています。就職内定率の状況や近年の傾向を知っておくと良いでしょう。

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