222(コラム)

偏差値や順位だけじゃない、模試の成績表

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模試の成績表、偏差値や順位だけを見ていませんか?模試の成績表が返却されたとき、「数学終わった……偏差値42」「英語の校内順位ひとケタ!「私ってすごいかも?」といったように偏差値や順位(特に校内順位)だけを確認して、そのままカバンにしまいこんでいる人はきっと多いはず。でも、これは非常にもったいないことです。模試の成績表には、使い方しだいで自分の勉強に大きく役立つ情報が書かれています。  模試の成績表で注目すべきポイント模試の成績表に書かれている情報を整理してみましょう。模試の種類にもよりますが、だいたい書かれているのは①科目や全科目合計の点数・偏差値・全国順位・校内順位②各科目の分野別点数・小問別正誤などの細かい分析③志望校の合格判定といった内容です。では、それぞれについて見るべきポイントを挙げていきます。まず①です。ここでは、まず各科目の偏差値を見比べ、その中で最も低い科目を確認しましょう。それが最も復習すべき科目ということになります。また、国公立大志望の生徒の場合、マーク模試では各科目の点数にも注目です。予備校が発表しているセンター試験のボーダーライン(合格可能圏に入れる点数)を確認し、志望校のボーダーラインと比べて自分の点数が何点足りないのかを書き出しましょう。こうすることで、具体的にあと何点取ればいいのかの目安がわかります。例えばボーダーラインまであと50点であれば、「英語・数ⅠA・化学を+10点、あとは各科目+5点」というように科目ごとの目標を定めることができます。次に②です。ここでは各科目の中で特に正答率が悪い分野が分かります。その分野を集中的に復習し、弱点を克服していきましょう!苦手分野の克服はそのまま得点力の向上につながります。そして③です。判定だけに一喜一憂せず、「あと○○点でB判定」といった目安を参考にしましょう。今判定が悪くても、勉強して得点力を高めればいいのです。判定がDやEだったからといってあきらめず、できなかった問題の復習を通じて「受かる力」を身につけていきましょう!  模試の成績表は合格への道しるべ!このように、模試の成績表には学習の参考になる情報がたくさん記載されています。活用しないのはもったいない! 「勉強しなきゃいけないけど、何から勉強していいかわからない」という人は、ぜひ模試の成績表をしっかり分析することから始めてください。きっと合格をつかむためのヒントが見つかるはずです。

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