222(コラム)

中学生のうちに受験しよう! 「漢検」取得の魅力

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中学生こそ「漢検」を受けるのがおすすめ

英検(実用英語技能検定)や数検(実用数学技能検定)など、検定試験には多くの種類があります。中学生で英検3級や2級に挑戦されている方は多いと思われますが、同じようにチャレンジしたいのが漢検(日本漢字能力検定)です。

 

しかし、中学生が漢検を受けると、どのようなメリットを得られるのでしょうか。

漢検を取得することで得られるメリットとしては、以下の点が挙げられます。

 

メリット1:受験で有利になる

中学生が漢検を取得するメリットとして、受験で有利になることが挙げられます。高校入試では、得点がプラスされたり、内申点の評価が上がったりする場合が多いです。推薦入試の場合は、漢検取得を出願要件としている学校もあります。

面接がある場合は、自己PRとして活用可能です。

 

また、漢字の問題は入試や定期試験で必ず出題されます。漢検の勉強をしておくことで、試験対策にもつながるでしょう。

 

 

メリット2:勉強する習慣が身につく

漢検に合格するには、目指している級で出題される漢字を勉強しなくてはいけません。多くの漢字や語句を覚えなければいけないので、学習時間も必然的に長くなります。

漢検合格を目指すことで、毎日少しずつ勉強する習慣が身につく点もメリットといえるでしょう。

 

 

メリット3:基礎学力が上がる

数学や社会、理科など、国語以外の教科も、教科書は日本語で書かれています。漢字の読み書きができないと、書かれている内容を理解することはできません。

たくさんの漢字を読めるようになることが、読解力や語彙力の向上につながり、結果として他の教科の成績向上も期待できます。

 

 

メリット4:取得すれば長く使える

漢検は将来の役に立つ可能性もあります。漢検などの検定には、有効期限がありません。1度取得してしまえば、就職活動の履歴書やエントリーシートなどに記載することができます。

 

また、漢字の能力を証明する資格試験は、漢検以外にほとんどありません。例えば、英語の場合は、英検にTOEIC、TOEFLなど複数の試験があり、取得していると有利になる場面も異なります。

漢字の能力を証明したい場合は、漢検の取得だけ目指せば良い点も、メリットといえるでしょう。

 

 

中学生は何級を目指すべき?

漢検は10級から1級まで設けられていて、数字が少ない級ほど難易度が高くなります。大まかな各級のレベルは、以下のとおりです。

 

・10級:小学校1年生修了程度(80字)

・9級:小学校2年生修了程度(240字)

・8級:小学校3年生修了程度(440字)

・7級:小学校4年生修了程度(642字)

・6級:小学校5年生修了程度(835字)

・5級:小学校6年生修了程度(1026字)

・4級:中学校在学程度(1339字)

・3級:中学校卒業程度(1623字)

・準2級:高校在学程度(1951字)

・2級:高校卒業・大学・一般程度(2136字)

・準1級:大学・一般程度(約3000字)

・1級:大学・一般程度(約6000字)

 

高校受験で有利になるのは3級からなので、中学校の間に3級取得を目指すと良いでしょう。いきなり3級に挑戦するのは難易度が高いため、4級か5級から段階を踏んで挑戦するのがおすすめです。

 

また、中学3年生になると受験勉強が本格化します。中学2年生のうちに、3級を取得できているのが理想です。

 

 

漢検の勉強法

漢検の基本的な勉強法は、漢検用の問題集を何度もやり込むことです。他の勉強でも変わりませんが、何冊も問題集を購入する必要はありません。1冊を完璧になるまで繰り返してください。

 

また、漢字が読めて書けることを目指して勉強するのがポイントです。声に出して読んだり、実際に書いて覚えたりすると良いでしょう。書き順を問われる場合もあるため、正しい書き順で書くことも大切です。

 

漢検は、入試で役に立つ資格のひとつです。漢検取得のために勉強した結果、他の教科の成績アップにつながる可能性もあります。

これを機に、漢検取得を目指してみてはいかがでしょうか。

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