222(コラム)

併願校選びのコツを紹介します!

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併願校選びのコツを紹介します!

志望校を決めるにあたって、本命の大学と一緒に併願校を選ぶ人は多いでしょう。

 

浪人を避けるための「滑り止め」として受けるケースがほとんどですが、中には自分の実力を試す目的で、第一志望よりも偏差値が上の大学に挑戦する人もいます。

 

受験において一般的ともいえる併願校ですが、たくさん受けようとすると経済面でも心身の面でも負担となってしまい、かえって悪い影響をおよぼしてしまう場合があります。併願として選ぶ大学の数は、無理のない範囲に絞らなくてはいけません。

 

大学受験を経験した先輩たちは、何校くらいの併願が適切だと感じたのでしょうか。また、併願校を決める際には、どういったポイントを重視したのでしょうか。

 

今回はそういった疑問に対する回答と、併願校選びのコツについて紹介します。

 

ちょうど良い併願校の数は?

併願校を決めるにあたってまず必要なのは、受験する学校の数を決めることです。

 

単純に、併願校が多いほどチャンスが増えるというわけではありません。沢山の学校を受験しようとすると、大きな負担がかかってしまいます。過去には18校もの併願校を受験した人もいましたが、やはり最終的には身も心もボロボロになってしまいました。

 

これでは試験で最良の結果を出すこともできず、第一志望の合格率を下げることにもつながってしまいます。

 

逆に4・5校程度であれば、受験生はままだまだ余裕があると感じるケースが多いようです。

 

こうした傾向から考えると、浪人の可能性を極力避けたいのであれば、7校か8校くらいに絞るのが適切であるといえるでしょう。

 

併願校選びのコツは?

併願校を決める際には、どういった点に気を付けるといいのでしょうか。ここでは、併願校選びで意識したいポイントについてお伝えします。

 

まず大切なのは、志望校のレベルを分散させることです。たとえ多くの学校を受験しても、レベルが同じなら、滑り止めの意味がなくなってしまいます。

 

レベルに合わせて学校を選ぶ際には、模試の志望校判定を利用すると良いでしょう。

 

判定結果を参考に、今のレベルよりも上の学校、今の実力に相応しい学校、受かる見込みが充分にある学校と3つのレベルを選択すれば、リスクを抑えた上でチャレンジすることができるでしょう。

 

次に、スケジュールも非常に大切です。

 

スケジュールを組む際には、最高のコンディションで第一志望の試験を受けられるようにするのが理想的です。体力や気力を考えると、早い段階で第一志望を受けることがおすすめです。

 

しかし始めての入試は緊張してしまうため、最良の結果が出せない可能性もあります。そういった場合に備えるためにも、第一志望の前に比較的レベルの低い学校を受けて、入試そのものに慣れておくと良いでしょう。

 

滑り止めとして有効な併願校ですが、活用の方法によっては、第一志望の入試でのパフォーマンスを高めることもできます。

 

そういった意味でも、併願校の数や条件について、しっかりと検討することが大切です。

 

これから志望校を選ぶ受験生のみなさんは、今回ご紹介した情報を参考に併願校を選んでみてはいかがでしょうか。

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