222(コラム)

英文読解には、ディスコースマーカーが重要!

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英文読解には、ディスコースマーカーが重要!

 

英語の問題で高得点を取るには、英文読解をおろそかにはできません。しかし単語や文法、さらには文章の理解など、さまざまな要素が集約されている英文読解は、英語を苦手としている人にとってはかなり厄介であるといえるでしょう。

 

そんな人に注目して欲しいのが「ディスコースマーカー」です。

このディスコースマーカーとは、果たしてどのようなものでしょうか。

 

ディスコースマーカーって何?

ディスコースマーカーとは、ずばり「文字と文字の間をつなぐ言葉」のことです。

これだけでは、どんな意味かわからないですよね。

それでは、具体的にどんな言葉がディスコースマーカーなのかを紹介しましょう。

 

・so(そのように、このように)

・but(しかし、ところが)

・anyway(いずれにせよ、ともかく)

・yet(まだ)

・what’s more(その上、さらに)

・even if(たとえ……だとしても)

・first of all(まず第一に)

 

こうした例をあげると、何となくわかっていただけたのではないでしょうか。

前の文章の内容を補足するものや、前の文章の反証となるもの、さらに付け足すものなど、示す意味もさまざまですが、ディスコースマーカーとは次の文章の性質を示す用語です。

つまりディスコースマーカーを覚えておくことで、文章の流れが把握しやすくなります。

これらは学校の授業のかなり早い段階で習うことが多いので、英語が苦手な人でも比較的早く覚えられるというメリットがあります。

 

ディスコースマーカー学習のポイントは?

ディスコースマーカーを理解できるようになるには、英単語やイディオムと同様に、一つ一つ暗記していくしかありません。

 

ただし、性質によっていくつかの分類に分けられます。まずはこうした分類に分けて覚えると、早く理解することができるでしょう。

 

ディスコースマーカーの主な性質としては、以下のものがあげられます。

 

1.並列関係(また)

前の文章と次の文章が同等である場合。

 

2.順接(そして)

前の文章の内容を、次の文章で補足する場合。

 

3.追加(さらに)

前の文章と同じ性質を持つ文章を付け加える場合。

 

4.要約・言い換え(つまり)

前の文章の内容をまとめる場合。

 

5.逆接(しかし・だが)

前の文章の内容を否定する場合。

 

こうした分類に分けられることを意識すると、ディスコースマーカーは覚えやすくなるはずです。

 

早い段階でディスコースマーカーを完璧にしておけば、英文読解が比較的スムーズに解けるようになり効率が上がるはずです。もともと英語が苦手だという人はもちろんのこと、英文読解で伸び悩んでいると感じている人も、ディスコースマーカーに注目してみてください。

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