222(コラム)

何でも鵜呑みにするのは危険? 「合格体験記」の上手な利用法とは

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巷にあふれる合格体験記

受験情報の一つとしてよく目にするのが、「私はこうして合格しました!」という先輩たちの合格体験記です。この中には、自らの受験体験をもとにした、これから受験に臨む後輩たちへのアドバイスがたくさん含まれています。

 

受験に初めて臨む人にとって、こうした先輩のアドバイスは貴重な情報源でもあり、また不安な気持ちを鎮めてくれる一種の精神安定剤でもあります。

 

しかし、この合格体験記を読む上で気を付けたいことがあります。捉え方を誤ると、かえって受験生が混乱したり、合格までの道のりが大変になってしまったりする可能性もあるのです。今回は、合格体験記から重要な情報を拾い上げる上での注意点をお伝えしていきます。

 

注意点(1) すべてを鵜呑みにしない

合格体験記を読む上でまず気を付けたいのは、「すべてを鵜呑みにしない」ことです。

 

当然ながら、受験生の学力は一人一人異なります。同じ学校に合格した人でも、トップ合格した人とギリギリ合格を果たした人では状況もまったく違うはずです。

 

また、同じ勉強法をとった人が全員同じように成果を出せるとも限りません。一人一人それぞれに適した勉強法があり、合格体験記はあくまでも「その人が結果を出すことができた方法」を紹介しているだけなのです。特に、他の人と違う独自の方法で合格した人の場合は要注意です。

 

ですから、合格体験記を読むときには「こうすれば必ず合格できるのか!」と思い込んでしまわないように気をつけましょう。あくまで、「こうして合格できた人もいるのか」という程度の認識にとどめ、自分に合う勉強法を取捨選択してみましょう。

 

注意点(2) 情報の出どころに注意

次に、「情報の出どころに注意する」ことが挙げられます。

 

学校が発行しているような、顔写真・名前つきの先輩の声と、ペンネームのみの記載で、内容もわずか数行のものとでは、情報の信頼度に差があると思っておいたほうがよいでしょう。匿名のもの、内容が短いものは、合格体験記をまとめる際に編集されている可能性があります。

 

インターネットを利用する際の注意と同様で、できるだけ学校などの公的機関が直接発表しているものを選びたいものです。あるいは、志望校に合格した先輩から直接アドバイスをもらえる環境があれば、それも有効です。

 

注意点(3) 共通点を探ろう!

そして、最後に挙げておきたいのは「多くの先輩が共通して取り入れている方法を見つける」ことです。

 

先ほども述べたように、一人一人にそれぞれ適した勉強法があります。しかし同じ受験という道をたどる以上、合格した人の勉強法にはある程度の共通点が出てきます。

 

そこで、いろいろな合格体験記を読み比べ、共通点を探ってみましょう。そこから見えてくるのは、合格率をより高めてくれる、受験生にとっての“王道”に近い道のりです。

 

例えば、「できるだけ早く受験勉強をスタートする」「学校の授業を大切に」「部活と勉強の両立を実現し、どんなに部活が大変でも必ず家庭学習をする」などのアドバイスは、一見当たり前のことのようで、実は多くの受験生が実行できていなかったりします。

 

だからこそ、実現できた人は合格しやすくなり、合格体験記にも数多く登場するのではないでしょうか。ぜひ、合格体験記を通して、あなたの勉強法を見つめ直してみてください!

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