222(コラム)

自由英作文、上達への戦略3カ条

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国公立大入試英語のキーポイント、自由英作文国公立大入試の合格を目指す上で、避けて通れないのが英作文です。ほとんどがマークセンス方式の私立大入試とは異なり、国公立大二次試験では記述式問題が大半を占め、その中にはほぼ必ず英作文が含まれています。なかでも、国立大を中心に多くの大学で出題される自由英作文は、練習次第で大きな実力差がつきます。自由英作文に対応できるかが、国公立大二次試験のカギを握るといっても過言ではありません。 自由英作文、合格レベルに達するための戦略しかし、自由英作文はちょっとやそっとでは書けるようになりません。合格レベルに達するまでには、しっかりとした戦略を持ってトレーニングしていくことが必要です。 戦略①基本文を制覇するまず、中学~高1レベルの基本文を確実に書けるようにしましょう。スポーツの世界では、基礎がしっかりしていなければ満足なプレーはできません。それと同じで、英作文上達のためには高1レベルまでの基本文を覚え、書ける状態にしておくことが何よりも重要です。具体的には、学校の教科書や参考書に書いてある基本例文を覚えていくのがよいでしょう。その際、ただ書くだけではなく、声に出して読みながら書いていくとより頭に残りやすくなります。 戦略②簡単な短文をたくさん書く自由英作文では、数十語、ときには100語を超える英文を書かなければなりません。すると、どうしても文を長くして語数を稼ごうとしがちですが、これはオススメできません。長い文を書こうとすると、どうしても接続語や関係代名詞などを多用した難しい英文を書くことになりますが、長い文になればなるほど文法的なミスも出やすくなる上、読む側にとって読みづらい文になりがちです。高校生レベルの英作文力では、まだ長い文を書くのは危険だと思っておいてください。それよりも、短く簡単な英文をたくさん積み重ねていくほうが、ミスも少なく、そして読みやすくなります。まずは、短文を続けていく練習をしましょう。 戦略③段落分けに慣れるネイティブが書く英文は、段落分けがきちんとなされ、論理的にまとまっています。自由英作文では、内容面も採点要素に含まれます。日本語の作文と同じく、自由英作文でも筋道の通った論理的な文章を書くことが求められます。いきなり英文で論理的に書くのは大変です。まずは、大まかな段落分けを考え、日本語で各段落の中心的内容をメモしましょう。『主張→具体例→主張』などの論理パターンにのっとった筋道を立ててから英文を書いていくのです。また、英文読解を学んでいるとわかりますが、英語の文章では各段落の初めにその段落の中心文がくることが多いです。英作文でも、段落の初めに主張を置き、その後で具体例を述べて裏付けをするなどの工夫を行うとよいでしょう。自由英作文のトレーニングを行う際には、上記のような戦略にもとづいて練習をし、さらに添削を受けながら、少しずつ整った英作文を書けるようにしていきましょう!

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