222(コラム)

高校英語のつまずきは、中学英語の基礎に原因あり?

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中学レベルの英語力、身についていますか?英語に苦手意識を持っている高校生には、まず中学英語をしっかり復習することをおすすめします。なぜでしょうか?英語でつまずいている高校生を見ていると、中学レベルの英語力に不安を抱えている場合が多々見られます。不規則動詞の活用ができなかったり、助動詞の後には動詞の原形がくることを忘れていたり、あるいは基礎的な単語の意味を覚えていなかったりと、中学のときに学んだはずのことができていないので、高校レベルの話をする以前に中学英語の復習から始めなければならないケースがしばしばです。特に、推薦入試や附属中学からの内部進学などで入学し、中3で高校入試のための勉強をあまりしていない生徒がこのような状態に陥りがちです。なかには、大学受験の時期になっても中学英語の基礎があやふやで、半ば手遅れになってしまっている、という生徒もいます。  高校英語の基礎は中学英語にあり!時制、助動詞、不定詞、完了形、関係代名詞など、中学で学ぶ英文法は、高校英文法の学習における基礎になるものです。中学レベルだからといってバカにしてはいけません。また、中学英語で出てくる単語は、よく使われる基本的なものばかりです。これらが十分に身についていない状態では、かけ算・わり算ができないのに方程式を解こうとしているようなもので、いくら勉強しても高校レベルの英語を十分に理解することはできません。中学英語の基礎なしに、高校英語のマスターは不可能といっても過言ではありません。  まずは中学英語の復習をしよう高校英語でつまずいている人は、いったん中学英語に立ち戻り、しっかり基礎固めをするべきです。特に、中学レベルの文法と単語をしっかり身につけましょう。中学校で使っていた英語の教材が家にあるという人は、それを活用するのもひとつの手です。また、英検3級の試験には中3レベルの内容が出題されるので、英検3級対策用の教材を使うのもおすすめです。もちろん、教えてくれる人が身近にいるなら活用しない手はありません。このとき、ただ問題を解くだけでなく、解説がついている参考書なども併用しましょう。理解できていない状態でやみくもに問題を解いても効果はあまり上がりません。文法なら、基本形を確認し、例文を覚えながら、ひとつひとつ確実に身につけていきましょう。また、知らない単語は、意味を調べてノートにメモし、定期的に復習しましょう。定期的な復讐で定着率がぐっと上がります。一見遠回りにも思えますが、中学レベルの基礎力を身につけることで、高校英語の理解度も増し、長期的に見れば必ずあなたの英語力は伸びていきます。英語が苦手な人は、ぜひ早いうちに中学英語の復習をしてみてください。

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