222(コラム)

中学受験、無理は禁物! 時にはストレス解消も必要

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中学受験、子どもにかかるストレスは大人以上?ご存じの通り、中学受験の世界は激しい競争社会です。ライバルとの競争を制し、合格を勝ち取るため、子どもたちは日々何時間も勉強を続けなければなりません。土日も、夏休みも冬休みも関係なく、毎日勉強づけということが当たり前なのが中学受験です。しかし、受験生はみな小学生です。大人も驚くような難しい勉強をしているとはいっても、体も心もまだまだ子ども。そんな子どもたちが、大人でもつらいと思うような受験生活を続けているのですから、かかるストレスは大人以上に厳しいものがあります。   ストレスと戦う中学受験生中学受験生は、小学校に毎日通いながら、さらに受験勉強をするという生活を送っているので、ストレスがたまりやすくなっています。勉強が本当に楽しくてしかたないという子なら苦にならないのでしょうが、そんな子は珍しいでしょう。大半の受験生は、問題が解けない、成績が伸びないといった勉強に関する悩みに加え、「ほかの子は遊んでいるのに、自分だけ毎日勉強ばかりで遊べない……」といった子どもならではの不満や、親や先生に怒られることに対するプレッシャーなど、さまざまなストレスと戦っているのです。  息抜きの重要性小学生がまだまだ未発達な心身でこうしたストレスを受け止め続けるとどうなるのか、想像するのは難しくありません。実際、ストレスから勉強に身が入らなくなったり、問題行動に走ってしまう子どもは珍しくありません。こうなってしまえば、受験どころか、その後の子どもの人生も大きく狂ってしまいます。つまり、長期戦である受験戦争を勝ち抜くためには、全力疾走だけではダメなのです。そこで重要になってくるのが、ストレスを上手に解消するための息抜きです。「ただでさえ時間がないのに、なまけている余裕なんてない」と思う人もいるかもしれませんが、上手にストレスを解消できる子のほうが、長期的には安定して勉強を続けられるので成績も伸びやすい傾向があります。『急がば回れ』という格言を思い出してください。  おすすめのストレス解消法中学受験生を見ていると、スポーツをしている子どものほうがストレスに強い傾向があるようです。スポーツで心身が鍛えられ、余裕が生まれるのはもちろんですが、外で体を動かすことによるストレス解消効果が大きいと考えられます。とはいえ、本格的なスポーツに取り組む必要はありません。公園で遊んだり、バドミントンをするなどかんたんに楽しめるスポーツを取り入れるだけで十分な息抜きになります。また、子どもががんばっていることを、親や周囲の人間が認めてあげるのも非常に重要です。疲れているときに温かい言葉をかけられると気持ちが楽になるのは、大人も子どもも同じ。子どもが一生懸命勉強したあとは、「今日もがんばったね!」と子どもの努力をねぎらってあげましょう。それに加えて、成績が上がったり、難しい問題が解けたりしたときには積極的にほめることも大切です。子どもは、自分の苦労を周囲に認めてもらえることで、勉強に対する意欲を高め、ストレスを軽減しながら勉強を続けていけるようにもなります。合格をつかむため、上手にストレスを乗り越えられるようにサポートしてあげましょう!

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