222(コラム)

大事なのは持続時間じゃない!? 集中力が続かない人への『逆転』アドバイス

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集中できない……そんな悩みを抱えていませんか?「集中力が続かず、すぐ気が散ってしまう……」そんな悩みを抱えている人は多いと思います。「5分、10分勉強したらすぐに投げ出してしまい、宿題も進まない」「受験生だから1日じゅう勉強しなきゃいけないのに、すぐに手が止まって勉強時間が増えない」などなど、勉強しようと思ってもなぜかはかどらないのは、受験生だけでなく多くの人が抱える悩みといえます。そして、「自分は集中力がなくて勉強ができないんだ」という気持ちは、時として「自分は勉強が苦手だ」という思い込みにつながります。こうなると、ますます机に向かうことが嫌になりかねません。でも、集中力が続かないことは、そんなに悩むことでもないのです。大事なのは、『いかに気分を切り替えるか』です。  集中力には限界がある実は、人間の集中力が続く時間はそんなに長くはないのです。年齢にもよりますが、医学的には50分程度がひとつの目安といわれています。学校の授業時間が、小学校で45分、中学校・高校では50分となっている場合が多いのも、ひとつには集中力の問題があるからだとされています。だから、集中力が続かないからといって、それだけですぐ落ち込む必要はないのです。  無理に集中力を持続させようとするよりも、上手に切り替えよう!集中力は持続しないものだとすると、長い時間勉強するにはどうするのがよいのでしょうか。実はこの点についても、学校の授業にヒントがあります。学校では授業と授業の間に休憩時間がありますね。小学生のとき、昼休みなどの長い休憩時間に外に出て遊んだ経験があると思います。実はこの『休憩時間に、勉強と関係ないことをする』ことが重要なのです。一度切れてしまった集中力は、そのまま机に座っていてもすぐに復活するとは限りません。むしろ、あえて全く違うことをするほうが、気分を切り替えることができ、集中力を取り戻すのに有効です。実は私も集中力が続かないほうですが、大学受験の勉強をしているとき、集中力が切れるとしばしば席を立っていました。顔を洗ったり、外を眺めたりして一時的に勉強忘れてから戻ります。そうすると、不思議とまたしばらく勉強を続けられたのです。  切り替え上手で、勉強時間を増やせ!勉強時間を増やすには、このように『切り替え』を上手に行っていくことがポイントです。1回あたり50分程度しか集中力がもたなかったとしても、集中力が切れるたびに気持ちを切り替えていけば、結果としてトータルの勉強時間を増やすことができるのです。

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