222(コラム)

デジタル時代だからこそ……いざという時の漢字力! 漢検にチャレンジしよう

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漢検ってどんな資格?小学1年生から高校生まで、学年が上がるごとに習い続け、日本人の生活においても欠かすことのできない漢字。その漢字を運用する能力を試すのが『漢検』です。正式名称は『日本漢字能力検定』といい、1級から10級(12段階)に分かれています。年間の受験者数は英検とほぼ同じ約230万人。そして漢検の大きな特徴は、何といってもだれでも受験できること。受験者の年齢層はなんと3歳~101歳といいますから驚きです!英検と比べ、漢字というより身近な言語をテーマにする漢検は、非常に受験しやすい資格試験なのです。  受験で役立つ漢検漢検は英検同様、取得しておくと受験で役立ちます。漢検にはどのようなメリットがあるのでしょうか?  1.入試時の優遇高校入試・大学入試では、一定の級以上の漢検資格取得者に対し内申点や当日点の加算を行ったり、合否判定において考慮の材料としたりする場合が多くみられます。また、推薦入試では漢検資格を出願条件のひとつとしている場合も多く、推薦入試を受験するなら漢検は持っていると有利です。ちなみに高校入試では3級以上、大学入試では2級以上がひとつの目安となります。  2.受験勉強に役立つ漢字で答える問題がある限り、漢字の勉強はどんな科目においても役立ちます。たとえば、理科や社会の試験でも、解答用紙に間違った漢字を書けばバツになり、取れたはずの点を落としてしまいます。また、国語の試験で漢字は必ず出題されますが、これを全問正解できる人と点数を落としてしまう人とでは確実に点数差がつきます。こうした漢字の問題でつく点数差を「1問、2問なんて別にたいしたことない」と思う人もいるかもしれませんが、入試ではその1問の差が合否を分けることもあります。漢検で漢字を勉強することは、そうした合否の分かれ目となるミスをなくすことにもつながるのです。  3.小論文や志願理由書で困らない主に推薦入試で課される小論文や志願理由書は、受験する学校に自分のことを知ってもらう重要な書類です。当然ながら漢字の間違いは減点材料ですし、高校・大学側の担当者の印象も悪くなります。自分をアピールしなければならない立場の受験生にとって、正しい漢字を書くことは最低限の条件といえるでしょう。  デジタル時代だからこそ、漢字の勉強を近年はパソコンや携帯電話の普及にともない、漢字を紙に書く機会が減っています。変換機能を使えば画面に漢字が表示されるので、うろ覚えでも生活に困らなくなってきているのは確かです。ですが、試験などでいざという時に漢字を間違えてしまい、「あ~、漢字をもっと勉強しておけばよかった!」と後悔しても後の祭り。早いうちから漢字の勉強をしておくことは、必ずあなたの役に立つはずです。その際の目標として、漢検を利用してみてはいかがでしょうか。

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