222(コラム)

勉強から逃げようとする弱い自分を変えていこう

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勉強をしなければいけない、と思ってもなかなか勉強に取りかかれないことがあります。「もういいや。面倒だから明日から勉強しよう」と考えて、自分で逃げ道を作ってしまう人は要注意です。そうやって危険な逃げ道を自分で作ってしまうと、まったく勉強することができない人間になってしまいます。  ここでは、そんな危険な逃げ道のタイプやその入り口で立ち止まり、引き返すための方法についてお伝えします。  実は、人間が作ってしまう逃げ道には様々なものがあります。受験勉強であれば「勉強は明日から頑張ろう」と思って、勉強を先延ばしにしてしまうという逃げ道があります。だから「今やろう」と努力できる人になりましょう。そうでないと、自分で作った逃げ道に逃げ込むことを繰り返してしまいます。特に受験生なら本試験が迫ってくると、その精神的プレッシャーが原因で勉強できない人もいます。  もちろん逃げ道が絶対に悪いとは言い切れません。毎日コンスタントに勉強を続けている人が「今日だけは休もう」と決めると、むしろ次の日から勉強がはかどることもあります。また難問に当たったら「これは、解かないでおこう」と決めた方がいいこともあります。なぜなら標準的な問題を確実に解けるようにしていった方が、入試試験には通りやすいからです。  次に、勉強に対する基本的な逃げ道の種類とその対処法についてお伝えします。 ?1.勉強が手に付かないという逃げ道たとえば勉強の内容が頭に入っていないのに、勉強をしているようなフリをしてしまうことがあります。教科書に赤線を引いたり、ノートを綺麗に整理したりすることだけに時間を費やすのがこれです。また「自分は頭が悪くて、勉強をしてもダメなのではないか?」といった不安から逃れるために勉強が手に付かないという言いわけをしてしまう人もいます。その状態を正当化するために「今日は部活で疲れすぎたから」とか、「夕飯を食べ過ぎて調子が悪いから」などという言いわけを用意してしまいます。  2.教師や学校が悪いと思う逃げ道勉強ができない理由として「文化祭の準備で忙しかったから」「学校の宿題が多すぎるから」などの言い訳を用意してしまう人がいます。つまり、自分の成績が悪いことを他人のせいにしてしまっているのです。確かにあまり考えのない教師がいたり、学校の行事が忙しかったりすることもあります。しかし、悪い結果を他人のせいにすることは自分の成長につながりません。自分が勉強の成績が悪いなら、やはりそれは自分の責任であると考えるべきでしょう。  12の逃げ道の入り口で立ち止まるには?やはり自分の作った逃げ道の入り口で、立ち止まることができなければいけません。そのためには、とりあえず周囲の勉強ができる友人にどうやって勉強をしているかを聞いてみてください。同じ学校に通って同じ学校にいる時間を過ごすなかで、いかにしてその友人が勉強をしているのかがわかれば、これからの参考にしていけます。  人間は弱いので、自分から危険な逃げ道を作ってしまいます。なので、自分を客観的に観察できるようになっておくべきでしょう。自分の状態が自分で把握できれば「今、自分はここから逃げようとしているな」と感じ取ることができます。そういう人は、危険な逃げ道の入り口で立ち止まれます。逃げ道の入り口で立ち止まれる人は、また現実に戻ることもできます。

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