222(コラム)

日曜日には遊んでメリハリのある学習計画を立てよう

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受験生なのに勉強していても、集中力が続かなくて困っていませんか?人間の集中力は長くは続きません。机の前に座っていても、長時間集中できないのが普通です。でも大切な入試が近づいてくれば、何とか集中力を上げたいものです。そこで、ここではどうすれば勉強の集中力が上がるかについてお伝えします。  実は、人間には「努力逆転の法則」というものがあります。集中して勉強したい!と気負うほど、体に無駄な力が入って勉強の効率が落ちることをいいます。その場合は、やみくもに努力しようとしないで気分をリラックスさせてください。  たとえば、深呼吸をしてみるという手もあります。そうすると脳に酸素が送り込まれてスッキリとした気分になります。笑顔を浮かべてみたり、いい気分でいられるように注意するのも勉強の集中力を高めるコツです。  それに、勉強の合間に散歩をしてみるという方法もあります。足の裏を刺激すれば、自然と脳細胞も元気になります。散歩が趣味だと脳の働きがよくなります。有名な学者には散歩を趣味にしている人が多いのもそのためです。  また、勉強をする時はガムを噛んであごを動かしてみてください。あごの筋肉は脳に直結していますから、あごを動かすことは脳にもいい影響があります。手を使って「指回し体操」をすることも、脳の働きをよくするというデータがあります。  また勉強したい時には正しい姿勢で椅子に座るようにしてください。姿勢を正せば脳に血液が送られやすくなります。腰や背中をピンと伸ばすようにして、その姿勢でしっかりと勉強に励めば、集中力は自然と増してきます。  そして月曜日から土曜日まではしっかり勉強する日と決めておき、日曜日だけはゆっくり休んで一日中遊びに充ててください。日曜日になったら、とにかくあなたが大好きなことをめいっぱいやって楽しみましょう。映画を見たり、好きな漫画を読んだり、大好きなアイドルのコンサートに行くのもいいでしょう。  あなたがアウトドア派なら、魚釣りをしたりハイキングに行ったりして溜まったストレスを発散させましょう。或いは、山登りをして楽しむのもいいです。もしあなたがインドア派なら、読みたい小説を読んだり大好きなアニメを見たりするのもリフレッシュにつながります。  とにかく遊ぶ時には本当に自分が大好きなことをすることが大切です。そうすれば素の自分に戻れて、気分もスッキリします。日曜日はできるだけ楽しみ、その時間が終わったら、また月曜日から土曜日までの間を勉強に充てて集中します。  自分でそうやってメリハリをつけた生活をすることが、勉強に集中できる秘訣です。そうした勉強の仕方を繰り返すと、勉強と遊びの時間の切り替えが次第に上手になってきます。すると、頭のなかでスイッチを切り替えやすくなり、遊びの時と勉強をする時にわけて自分をコントロールしやすくなるのです。  勉強への集中力は、日頃の訓練によって養われます。学校から戻ったら、すぐに机に向かう習慣をつけてください。そしてすぐに集中力を高められるように訓練しましょう。もしその訓練で次第に集中力がアップしたら、後はその集中力ができるだけ長引くようにしていきましょう。  ただ無意味に机に座っていても、勉強していることにはなりません。どれぐらいの時間を勉強に集中できるか、がとても重要です。30分勉強したら5分ほど休むといった勉強法でもいいので、少しでも勉強に集中できる自分になれる勉強法を見つけてください。

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