222(コラム)

中学入試直前になったら親はなにをすればいい?

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中学入試が次第に近づいてきたら、親が子どもの生活面や精神面、勉強面でのフォローをしていきます。もう年の瀬が近くなると入試は目前です。なので、臨場感が少しずつ増してきます。そんな時期には、子どもをどうサポートすればいいのでしょうか?また親の心構えはどのようにしておけばいいのでしょうか?  ここでは、入試直前の親がすべきことについてお伝えします。   1:親がまず落ち着くことが大切入試直前になると、親の気持ちが焦って空回りな行動を取ってしまうことがあります。そんな親の態度が、子どもの気持ちを乱したり家の雰囲気を悪化させたりすることがあるので注意してください。子どもたちは入試本番に向けて塾の先生や友だちと一緒に、徐々にやる気を高めていきます。ところが、親にはその流れが見えず、秒読みのプレッシャーに耐えきれなくなることがあります。親が受験生である子どもの足を引っ張ることがないように、塾の先生と入試のシミュレーションを行うことが大切です。落ち着いた気持ちで我が子を見守りましょう。  2:生活習慣を早寝早起きに変えておく中学入試の始まる時間は一般的に9時前後であることが多いです。逆算すれば、その3時間前の6時頃には起床しておくことが必要です。そうしておかないと1時間目の試験では頭がよく働きません。なので、入試の1ヵ月前には朝型の生活サイクルに切り換えてください。もちろん、それ以前から朝型になっていれば非常にいいでしょう。朝に勉強時間を取る習慣があるなら、その前に少しジョギングをすればもっとしっかり目が覚めます。  3:精神面をサポートしてあげよう11、2歳の子どもの受験には、精神面がとても影響してきます。どれだけ実力があっても、本番の試験に弱いのでは合格を勝ち取れません。緊張を克服させたいなら、普段から褒めてあげて自信をつけさせることが大切です。入試直前になってきたら、子どもの長所や頑張りをしっかりと褒めてあげましょう。たとえば勉強に関係ないことを褒めてもいいです。勉強に直接関係ない自信でも、あれば本番に強くなります。「今日の笑顔は最高だね!」といった言葉掛けでもいいので、子どもにしてあげましょう。  4:健康管理にはしっかりと気を配ろう必死に頑張ってきたのに、入試直前になって体調を崩してしまうと子どもが可哀相です。入試本番で実力をしっかりと発揮するには、日頃の健康管理が大切です。特に、入試直前は体力が低下しやすいので要注意です。また、風邪をひきやすくなったり、お腹を壊したりすることもあります。できれば子どもの食事や栄養、睡眠、運動面において気を配ってあげてください。それに、その時期には家族もインフルエンザにかかることがないよう、気をつけてください。  入試に向けての本当のラストスパートはこれからです。今までずっと親子で培ってきたものが、開花する時期がやってきます。この時期になると「何をやったらいいのかわからない」と悩む親も多いでしょう。特に、1月は何かと落ちつかないことが多いです。ご両親は、この時期になると受験生よりも落ち着かなくなってしまいます。  すべての親が「愛する我が子をぜひ受験に成功させてあげたい」と思っています。でも子どもの気持ちを考えると、入試直前にうるさく言われたくはないでしょう。そこで入試の1ヵ月ほど前に、家族会議を開いてください。そうして親も子もお互いのスタンスをしっかり把握しておくことが大切です。

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