222(コラム)

子どもの学力を伸ばすには親もスケジュール作りに参加しよう

c-20130912

子どもの中学受験を成功させたいなら、家庭内で学習計画を立ててください。きちんとスケジュールを作ることで子どもはコンスタントに勉強していくことができます。まず1週間ごとにスケジュールを作成します。そして日曜日には両親と子どもでその反省会をするのがおすすめです。  ここでは、そのスケジュールの立て方や子どもをやる気にさせる方法についてお伝えします。  1:小さな成功体験を積ませよう子どもには、毎日成功体験を少しずつ積ませてください。それが、次第に自信ややる気につながります。つまりスケジュール通りに勉強ができたという体験を積ませてあげることが大切です。もし計画通りにできたら、しっかりと子どもを褒めてあげることが大切です。「××ちゃんはすごいね。今週は本当に計画通りに勉強できたね」と言ってあげれば、自然と子どものやる気につながります。毎日、小さな成功体験を積み重ねれば、それが子どもの自信になるのです。すると、子どもは自分から様々なことにチャレンジできるようになり、それが心の成長にもつながります。 その積み重ねによって、最終的に合格を勝ち取る力にもなります。ただし、計画する時に欲張り過ぎてメニューを詰め込みすぎると、これとは逆に失敗の続く悪循環を招くことがありますので充分注意してください。  2.遊び上手な子どもには頭のいい子が多いスケジュールを作成するなら、詰め込みすぎないように気をつけて無理のない計画を立てることが大事です。そして確実にそれを実行するために、自由時間や調整時間を計画の中に組み込みます。勉強をした後には、ほどよい長さの自由時間を作り、自由時間の後はまた勉強するといったスケジュールにします。勉強ができる子は、不思議と遊ぶのも上手です。創造力を生かして工夫して遊んでいたりします。そういう子どもはバランス感覚がよいため、勉強も頭に入りやすいです。  315分勉強したら3分休むのを繰り返させよう短い時間を使って集中的に子どもに勉強をさせます。勉強時間は勉強に集中している時間のことですが、たとえ机に向かっていても、子どもはその時間のすべてを勉強に集中しているわけではありません。子どもが勉強に集中できる時間は、15分~20分ぐらいであることが多いです。だから15分勉強したら3分休む、また15分勉強したら3分休むという勉強法をさせます。小学校低学年の子どもなら、1日に勉強時間15分と休み時間3分を1回の勉強分としてそれを2~3回ぐらい繰り返させます。そうすれば、充分勉強したことになります。小学校5、6年生になってきたら、もう2回ずつ繰り返しを増やしていきます。  そうやって、勉強時間にメリハリをつけることで、短時間で効率のよい学習を子どもにさせることができます。ずっと机に向かわせて1時間以上勉強させようとしても、集中力が続かなければ何にもなりません。  大切なのは、やはり子どもが計画通りに勉強できた時にきちんと褒めてあげることです。「本当に頑張ったね」「えらいね」と言葉をかけてあげます。子どもが自信を持った大人へと成長するためには、親が褒め上手になって子どものよい部分を伸ばしてあげることが大切です。特にスケジュール通りに頑張って子どもが勉強できた時には、ちょっとしたご褒美を与えてあげる方法もあります。

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