222(コラム)

勉強をする生活習慣をつけよう

c-20130905

しっかりと毎日勉強をしていくためには、きちんと勉強の予定表を作るべきですね。でも、予定表を作っているのに、そのとおりに実行できないという人もいるでしょう。そうなる原因は、おそらくその予定表が生活のなかに浸透していないからです。 もし生活のなかに浸透していれば、勉強をする習慣がつきます。家に帰ったら、まず机に向かうという生活習慣ができます。そういう生活習慣ができると、何も考えなくても机に向かうという行動をとれるようになってくるのです。  生活習慣を作ることは、最初は難しいことが多いです。だけど、勉強をすることが生活習慣として毎日の生活のなかに組み込まれると、勉強をすることにストレスを感じなくなってくると思います。気がついたら勉強していた、という風になってくれればしめたものです。  その時に大切なのは、無理な計画を立てないことです。たとえば、「毎日5時間勉強しよう」と考えると、最初の日はできても次の日から続けられなくなることもあります。だから、最初は無理のない計画を立てましょう。  「毎日30分だけ勉強しよう」というように、毎日続けることが可能な目標を立てた方がいいですね。とにかくずっと続けられるように、無理のないスケジュールを作りましょう。その方が、勉強することを習慣にすることができます。  そして、それができた人は、入試にも強くなるのです。よく試験に通った人が、「特に勉強はしてないです」と言いますよね。「勉強するように努力しましたか?」と聞いても、「特に、努力はしていません」と答えます。  おそらく、「こんなに頑張ったんだ」という思いがあるうちは、試験に通らないのではないでしょうか?何故なら、勉強が生活習慣になっている人とそうでない人では、生活習慣になっている人の方が、遥かに勉強量が多いからです。  特に、注意しなくても自然と勉強してしまう、という考えにならなくてはなりません。例えば、歯を磨くことは生活習慣になっているはずです。そうすると、夜は歯を磨かなくては気持ち悪くて眠れないようになります。お風呂に毎日入っていると、「今日はお風呂に入っていないから気持ち悪くて眠れない」と感じるようになります。御飯を食べる時にも、体のためだと思って頑張らなければ食べられないということはないですよね。  また、受験の時期に入ったからといって、毎日の生活習慣を変えようとはしない方がいいです。何故なら、今までの生活のリズムが狂うことになるからですね。例えば、「今までは家事を手伝っていたけど、受験が迫っているからやらない」という人がいます。何故なら、今までのように手伝いをしていると、勉強をする時間がなくなると考えるからです。  しかし、実は勉強時間が少なくなることよりも、毎日の生活リズムが崩れることの方が困ることにつながります。それは、生活リズムが崩れると、勉強の能率が上がらなくなってしまうからです。  受験は特別なことと考えがちですが、実はそう考えない方が良いのです。家族の方も、家事はしなくてもよいと言って特別扱いすることがありますが、あまり良いことではありません。  できれば受験が迫っても、今までどおりのペースで勉強しましょう。今まで家事を手伝っていたなら、そのまま手伝い続けた方がいいです。その方が、試験にも通りやすくなります。  家事の手伝いなどを続けていて試験に通ると、「頭がいいのね」などと羨ましがられたりします。しかし、実は続けているからこそ合格したのだともいえます。

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