222(コラム)

単純に勉強時間が長ければ良いと考えてはいけない

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受験が近づくと、「1日に7時間勉強するようにしよう」といった目標を立てる人がいます。しかし、こうした目標の立て方はあまりオススメできません。何故なら、「勉強時間」=「勉強した量」と考えるのは、実は間違いだからです。もし7時間勉強してみても、内容が頭に入っていなければ意味がありません。 勉強時間は短くても、その内容がばっちり頭に入っている方が、ずっと意味があります。受験のために本格的に勉強しようと考えるなら、入試で合格することが最も大きな目標となるはずです。だから、目的を達成できるような勉強の仕方をすることが、大切になってくるのです。  1:目標を達成できるなら勉強時間は短くても良い勉強時間は短い時間でも集中して効果的にやりましょう。目標を勉強時間ではなく、その成果のほうに設定すれば、短い時間の勉強量でも大きな実力をつけることができます。その結果、入試に合格できるという目的を達せられるのです。だから、だらだらと長く勉強をせずに、休憩を取りながら効率的にやるようにした方が良いです。自分で小テストを作って、短い時間でもこれだけ覚えよう! といった勉強法をしていくのも良いでしょう。 ?2:まず小さな目標を設定してクリアしていこう「この問題集を2ページだけする!」といったように、小さな目標を作ってそれをクリアしていくことが重要です。その他にも、模試があるからそのために勉強をするなど、小さな目標をおろそかにしないように勉強を積み重ねましょう。試験があるなら、自然と今までより勉強をすることになります。 塾の小テストのために勉強を続けるといった理由でもいいですね。大切なのは小さな目標の達成に出来る限り、力を尽くすことです。そうしているうちに、自然と実力がついていきます。  3:大切なのはとにかく試験に合格すること最も大きな目標は、入試に合格することです。勉強時間を長くすることが目的ではありません。できれば、勉強時間は短いほうがいいですよね。だから、休憩を取りながら効率よく勉強をしていくことが重要となります。また、試験の前に一夜漬けをしてしまう人もいますが、これも勉強しないよりは実力をつける手段となります。意外と成果を発揮できるのが、この一夜漬けなのですね。 勉強の成果は、試験当日にこそ発揮されることが望ましいのです。そのため、前日の一夜漬けも、勉強しないよりはした方が、成果は上がります。試験当日の一瞬に素晴らしい成果を出せるように、決して一夜漬けを侮ってはいけません。特に、高校入試であれば勉強内容をあまり理解していなくても、答案用紙の中で正解した問題が多ければ合格できることになります。  入試が終わった後は、その内容を忘れてしまうこともあるでしょう。でも、必要な事柄があれば、後から勉強しなおしてみてもいいと思います。一夜漬けは、普通はあまり良い意味で使われていませんが、してみた方がずっと成績は上がります。結局、努力して損になることはないということでしょう。 実は、一夜漬けのような発想ができる人のほうが、試験には向いていると言われます。一夜漬けでも得られる瞬発力をぜひ積み重ねていってください。そうしていくと、きっと大きな目標を果たせるようになっていくはずですよ。 たとえば英会話でも、外国に行く前に1週間だけでも勉強するほうが、現地に行ってから助かるのと同じです。

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