222(コラム)

志望校を内緒にしないで壁に貼り付けよう

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志望校が決まったら、内緒にしないで壁に貼り付けるといいですね。具体的な目標を掲げることにより、次第に目標に近づいていけます。ところが、「志望校を他人に知られると恥ずかしい」と考えてしまう受験生もいます。「××高校に合格しよう!」と書くと、親にもその高校を目指していることがバレてしまうため恥ずかしいと考えるのです。でも、そのように親に志望校を知られることを気にしない人の方が、高校受験に成功することが多いというデータがあります。 志望校を両親に知られたら恥ずかしい、という思いを乗り越えることができた人は、きっと試験にも通ることができるに違いありません。 中には志望校が決まっているのに、親から「どの高校に行きたいの?」と聞かれると「決めていない」と嘘をついてしまう人もいます。でも、そうやってはっきりと志望校を宣言しないことで、勉強を頑張るためのモチベーションが上がらないという事態を招いてしまいます。 だから、志望校が決まったら、必ず壁に貼り付けていつでも自分が見られるようにしておきましょう。何故なら、人間は具体的な目標を掲げるとモチベーションが湧いてくることが多いからです。 例えば、「あのお店のラーメンが食べたい」と思うと、それに向かって行動できますよね。でも、「何でもいいから何か食べたい」と思うのでは、具体的にどこのお店に向かえばいいのかはっきりしないわけです。その結果、ぶらぶらと街中を歩きまわることにつながってしまいます。 それを防ぐためにも、具体的な目標を掲げてそれに向かって努力することが必要です。行きたいと思う高校の名前を紙に書いて壁に貼り付ければ、あなたの高校入試に対する具体的な目標を作ったことになります。 また、勉強をすることはカッコいいという意識を持った方がいいです。何故なら、そう思うことによって確実に勉強ができる時間が増えるからです。もし、勉強をすることがカッコ悪いことだと感じているなら、友達に対しても勉強をしたことを言わないことが多いはずですよね。例えば、友達が「あのテレビ見た?」と聞いてくると、たとえ勉強をしていても「見たよ」と答えます。 本当は勉強をしていたのに、新聞のテレビ欄に掲載されていたことを話したりします。テレビを見ないで勉強をしていたことはカッコ悪いと感じているからですね。 でも、スポーツの練習をしている人をカッコいいとは思いませんか?同じように、ダンスやピアノの練習をしている人もカッコいいですよね。それと同じように、勉強をすることも実はカッコいいことに気づきましょう。そう意識を変えれば、勉強が嫌いだった人でも好きになれることがあります。 試験前に、「勉強をしていないよ」「テレビを見ていたんだ」と友達の前で嘘をつく人の方がずっとカッコ悪いということです。こうした意識の差が、時として学力の向上に大きな差をもたらします。進学校の生徒が有名大学に入学しやすいのは、学校のなかに「勉強をすることはカッコいい」という意識があるからです。 もし勉強をすることがカッコいいと感じられるなら、あなたも勉強をする時に「自分はカッコいいことをしているんだ」と自信を持つことができるでしょう。そういう風潮を学校やクラスのなかに作ることができれば、自然と勉強をすることに対しても、素敵なイメージを持つことができるようになりますよ。  

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