222(コラム)

夜型の体質なら朝型に切りかえよう

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受験の場合、入試は朝から行われることがほとんどです。そのため、朝のうちから頭がしっかり働くような体質にしておくことが必要です。それなのに、試験直前になっても夜遅くまで起きている夜型体質を改善しない人がいます。特に、冬は寒さが厳しくて朝起きられない場合もあるでしょう。夜のほうが静かな環境のため、勉強もはかどると考えて夜型の生活を続けてきたかもしれませんね。それをいきなり朝型に変えたいと考えても、長い間夜型の生活を続けてきたため、なかなか変えることができずに受験当日になってしまう人も多いです。しかし、そんな人は試験を受ける時に困ることがあります。試験が始まっても頭がぼんやりしてしまい、しっかりと試験問題に取り組めない場合があるからです。社会科などの暗記科目がなかなか思いだせなかったり、小論文を書く時にも考える能力が落ちてしまいます。 それに、試験会場では常に静かなわけではなく、他の受験生の鉛筆の音がカリカリと響いたり、隣の人の咳が激しかったりすることも考えられます。朝型の生活をして、ある程度音があるなかで勉強をしていた人ならそれほど気にならなくても、夜型の生活をしてきた人は非常にその音が気になってしまうことがあります。 また夜型の人は、朝早く起きるのが苦手であるため、試験の始まる時間ギリギリに会場に着いてしまうこともあります。そして、最悪の場合は受験票を忘れてきたり、筆記用具や時計を忘れてくることもあります。もちろん、試験場にギリギリの時間になって到着するのは避けたほうが良いでしょう。家を出て試験会場に向かう時は、やはり時間に余裕を持って出たほうが良いのです。 原則として、日本の大学入試は冬に行われることが多いため、積雪によるトラブルが起こることも想定できます。急に予定していた交通機関が動かなくなって、他の手段を考えることが必要になることもあります。特に、地方から東京の大学を受ける場合には、慣れないうえに交通機関を間違えることもあるため、時間に余裕を持って出かける必要がありますね。 だから、もし今まで夜型の生活を続けてきた人なら、無理をしてでもやはり朝型の生活に変えておきましょう。もちろん、一日や二日で完全に朝型の体質にするのは無理があります。しかし、一週間ぐらいかけて徐々に早寝早起きの習慣をつけていくと、誰でもゆっくりと朝型の体質に変化してきます。最初は早い時間に寝るとなかなか眠れなくても、次第に慣れてきて眠れるようになるでしょう。 もし、どうしても早い時間に眠れないなら、夜にちょっとだけ体を動かして体を疲れさせたりするのもいいですね。そのほうが、頭だけを働かせるよりも体がほどよく疲れるので眠りにつきやすくなります。だから、朝型の生活に変えやすくなりますよ。 もちろん試験の当日には、試験会場に1時間以上前には到着できるようにしておきましょう。それがバッチリとできれば、受験に成功する用意がしっかりとできるようになったことになります。そうなるためには、1週間以上前から早起きができるように練習しておく必要がありますね。 それに早寝早起きの習慣をつけると、頭が冴えるだけでなく体にも良いのです。もちろん、体を健康に保つこともできやすくなります。そのようにメリットがたくさんありますから、やはり朝型の体質を保つことが大切です。そのほうがぐっすりと眠れるようになったり、朝早く起きて爽快な気分を味わえるなど素晴らしいことがたくさんありますよ。

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