222(コラム)

勉強の意欲が湧かない場合は

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何となく勉強する意欲が湧かない…ということはありませんか?大体、何故勉強をしなければならないのだろうと考えたり、大学に入りたいとも思えないという人も結構いるかもしれませんね。こうした人は、「どうして皆よい大学に入りたがるんだろう。日本の教育制度は嫌だな」などと考えてしまうこともあります。こうした考えを持っている人は、案外たくさんいます。 こうしたタイプの人は、勉強をしようと思っても何となく気分が乗らずに遊んでしまったり、なかなか勉強に取り掛かれないタイプだったりします。試験が迫ってくれば焦った気持ちになるかもしれない…と自分では思っているのですが、結局そうした気持ちも湧いてこなくて勉強する気持ちになれないこともあります。 見かねた親から、「勉強をしていないと、将来大変なことになってしまう」と脅されることもありますが、それでも現実的に勉強したいとは思えなかったりします。こうしたタイプの人は、もし勉強をする気になっても得意科目ばかりを勉強してしまうこともあります。つまり、自分に自信をつけようとするわけです。苦手な科目には手をつけず、それを克服しようとはしないでしょう。 得意な科目をやっていると楽しく思えますが、結局は苦手な科目を克服できることはありません。そして、こうした人はなかなか志望校が決まらないことが多いのです。いつまでたってもどこの大学を志望すればいいのか、なかなか分からないことがあります。なかには、適当に自分の偏差値のレベルから見当をつけて、どこか志望校を決めることもありますが、その大学に絶対に入りたいという強い意欲はない事が多いです。 おそらくこのタイプの人は、志望校を決めて人生の目標を持つこと自体が億劫なのでしょう。大学なんて実際に通ってみなければ合っているかどうか分からない、と考えてオープンキャンパスにも積極的に行こうとしないこともあります。或いは、先生に勧められるままに志望校を決めてしまうこともあるようです。 なかには、試験の直前頃になって志望校の試験に小論文があることを知る人もいます。また、今まで勉強してきた内容が受験科目に入っていなかったり、理科の受験科目が2科目あることを知る場合もあります。また、試験の数日前に過去問を見てその難しさに驚いてしまい、もう諦めるしかなくなることもあります。 もしこのような勉強する気がないタイプの人がいれば、まず自分が将来したいことをはっきりと決めることから始めましょう。好きなことがあれば、それに向かって努力しようという積極的な気持ちになれるからです。好きなことが分からないと、大学で何をしたらよいのか分からなくなってしまいます。志望校も決まらないし、大学に行きたい気持ちも湧かないでしょう。 逆に、好きなことがはっきりしていたり、社会に出てしたいことを見つけられれば、大学で何をするべきかもよく分かってきます。意欲的になるためには、まず憧れを見つけましょう。たとえば、アナウンサーになりたいとか、ジャーナリストになりたい、弁護士になりたいなどと時々思うことはないでしょうか?もし憧れの気持ちが湧いたら、自分には無理だと決めつけないほうがいいです。ぜひ、それになりたい…なるためにはどうすればいいか?と考えてみてください。 もちろん、高校生ぐらいではっきりとしたいことが見つからない人も多いです。もし憧れが見つからないなら、とりあえずどの大学に憧れるか、といった身近な希望について考えてみましょう。まずは、オープンキャンパスにいくつか行ってみて憧れられる大学を探すのもいいですね。

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