222(コラム)

勉強が大好きになる効果的な学習法とは

c-20130719

問題集を買う時には、なるべく薄いページの書籍を選びましょう。何故なら、分厚い問題集を買うと一冊がなかなか終わらないため、次第にモチベーションが下がってしまうからです。大体、ひとつの出版社ですべてを網羅するような問題集は作れないのが普通です。だから、薄い問題集を何冊もやって達成感を味わうようにしたほうが、勉強のモチベーションは上がります。また、薄い問題集をすることの良さは、何度も同じような問題をすることで解き方を頭に染み込ませることができることですね。それに、そうした問題はよく試験にも出る問題であることが多く、試験対策にもなってきます。つまり、問題集を探す時に最高の1冊を求めることはやめておきましょう。 そして、日頃使う辞書についてですが、学生の時には便利な電子辞書はあまり使わないようにしましょう。使うなら、紙製の分厚いアナログ辞書のほうが良いのです。たとえば、アナログ辞書で英単語をひき、ひいた単語には赤ペンなどで印をつけておきます。そうすれば、何度もひいている単語の意味が分かりますよね。 もし、赤い印が5回以上になれば、別のノートにその単語を書き入れて覚えるようにしましょう。何故なら、よく使われる重要単語ということだからです。そうして出来たノートは、後で試験対策にもなる最高の英単語集になるはずですよ。このように、学生の頃はアナログ辞書を活用した方が勉強の能率が上がるのです。 それに、試験の前にはカンニングペーパーでも作るつもりで、小さな紙にあなたが重要だと思うところを選んで書き込んだ紙を作りましょう。そして、テストがある直前までその小さな紙を眺めるようにします。そうしたカンニングペーパーなら、自分が一生懸命に選んで書き込んだ内容だから、1回読むだけでもその内容が思いだせるでしょう。その紙は、テストが始まる直前までよく見ることが肝心ですね。 さらに問題集についてなのですが、もし問題集を買ったら最初にそれを解くための計画を立てましょう。つまり、いつまでに終わらせるかを決めてから、1日に何ページすればその日までに終わるのかを逆算します。100ページの問題集を1ヶ月で終わらせたいなら、1日にたったの3~4ページぐらいを解けば良いのです。 ただし、調子が良い時に10ページやるといったやり方はよくありません。必ず調子が良くても悪くても1日に3~4ページは絶対にやるという方法を取りましょう。規則正しくそれを習慣化することが必要です。もし「昨日は10ページやったから、今日はやらなくていい」といったやり方をしてしまうと、そのうち問題集をやらなくなってしまう可能性があります。 それから、問題集や教科書を読んで重要だと感じたところは、赤ペンを使ってノートにまとめるのもいいですね。黒いペンの文字よりも赤ペンの文字のほうが頭に入りやすいのです。さらに、重要だと思える箇所はまず声に出して読んでみましょう。視覚だけでなく聴覚も使って覚える方法です。よく教科書にアンダーラインを引く人がいますが、実は覚えるには全体的な文脈を読んで頭に入れる必要があります。 日本史や世界史は、特に物語のようにして頭に入れておきましょう。教科書を丸ごと物語として読むのです。それから要点をノートにまとめるようにすれば、より覚えやすくなります。そうやって教科ごとに工夫して頭に入れることも大切です。そのほうが効率の良い勉強ができますよ。 

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