222(コラム)

非コツコツ派に贈る最適な学習法

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勉強はコツコツやるのが一番ですし、効率的にそれぞれの分野を覚えるなら時間をかけて計画的にやるべきです。しかし、時間もなければ、コツコツ勉強することができないという人もいるでしょう。  勉強をする気はあっても、簡単に誘惑に負けてしまうと、いつまで経っても効果的な勉強をすることができません。そこで非コツコツ派のみなさんにおすすめしたいのが、高速学習法です。必要なことだけに重点を絞って、テンポよく身につけていくという学習方法です。今回は、高速学習法をマスターするためのポイントを解説していきます。   出題の傾向を早めに知ってしまえ!勉強をする前に出題の傾向をつかみましょう。出題の傾向をつかむために有効なのは、過去問題を眺めて、よく出題される内容をインプットすることです。この出題される内容をゴールと位置づけることで、スムーズに学習することができます。 内容を理解してから、勉強するようにすれば自然と勉強ができます。人間は心理的動物なので、ゴールがわかっていると必要なことだけに打ち込むことができます。つまり、無駄なことに着手する手間が省けるので、結果として学習効率が増します。 高速学習法のベースとなっているのが、この出題の傾向を理解することです。早めに知ってしまえば、コツコツ勉強することもありません。   逆転の発想「出来ないことをやらない」誰でもわからない部分、解けない部分ばかりに集中してしまうはず。特に難易度が高い部分に集中してしまうと思いますが、それにこだわってしまうと思ったよりも点数は伸びず、時間だけがかかってしまいます。 さらには勉強をするために必要なスタミナとも言えるモチベーションが下がります。ということで、配点の低い難解な箇所は捨てても構いません。歴史を例にするなら、細かすぎる文化史は捨てて、点数を稼げる部分を勉強します。確実に点数を取れる勉強をすることで、成績アップも狙うことができます。   決してダラダラと勉強はしないこと時間内に何かを達成しようという緊迫感があると脳は回転を高めることがわかっています。この脳の仕組みを活用して、学習において制限時間をつくるようにしましょう。このとき、ダラダラ勉強をすることをやめましょう。 これだけの時間内に○○を解く、達成する、覚えるといったように集中することで、スムーズに勉強をすることができます。あまりに短い時間だと目標を達成するのが困難になるので、60分以内に終わらせるというのがベストでしょう。 長時間勉強をするとモチベーションが下がる可能性があるので、区切りをつけてやるべきです。そのほうが集中力が向上し、学習効率がアップします。   紙に書き出す行為はとても有効紙に書き出す行為は、書き出す段階で思考力が働くため、解決の糸口が見えやすくなります。紙に書き出したことをリストアップすれば、やるべきことが明確になります。そのため、ダラダラ勉強する行為をはじめ、集中力の欠如などを防ぐことができます。 目標を達成していくごとに、リストアップした項目を赤ペンで塗り潰してください。そうすることで、達成した充実感とモチベーションを得ることができます。   十分な睡眠をとることを忘れるな!記憶の栄養と呼ばれているのが「睡眠」です。つまり、何かを覚えるためには、十分な睡眠が必要になります。睡眠には記憶を整理・定着させる効果があるので、睡眠不足だと効率的な学習ができません。 十分な睡眠は6時間~7時間未満と言われています。非コツコツ派の人は、記憶の栄養である睡眠を十分にとることも必要な材料になります。

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