222(コラム)

やる気を出すためのメカニズムを知ろう

c-20130218

「やる気」が出ないと、いざ勉強をやろうと思っても長続きしないものです。では、やる気を出すためにはどうしたらいいのでしょうか。やる気は○○すれば出るといった内容よりも、どのようにして人間のやる気が起こるのかを知ったほうが効果的なこともあります。  そこで今回はやる気を出すためのメカニズムについて解説したいと思います。人間はどのようにしてやる気を出しているのか?具体的に知ることで、やる気を操ることも可能になるかもしれません。   やる気スイッチの正体とは? 脳の中央にある「側坐核(そくざかく)」がいわゆる「やる気スイッチ」と捉えて問題ありません。この器官は、脳内物質を分泌する役割を持っていて、刺激を受けることによって、勉強の「やる気」が湧いてきます。  しかし、この側坐核はあなたがやる気を出そうと思っても、なかなか作動してくれない面倒な器官でもあります。ではこの側坐核を活発に働かせるためには、どうしたらのいいでしょうか。その答えはとてもシンプルで「実際に行動」すればいいだけです。  脳の側坐核は何でもいいので作業することによって、興奮し活発に動き出す性質を持っています。つまり、最初はいやいや勉強をしていても、徐々にやる気に繋がります。専門的な言葉で言うと、これを「作業興奮」といいます。作業興奮をすることで、やる気はいくらでも引き起こすことができます。   まずはアクションを起こそう! まずは問題集や教科書でもいいので、勉強に関連する資料を手に取りましょう。そして、手を動かして問題を解くようにしてください。たとえば、英語の勉強の際は英単語を発音するなどのアクションを起こせば、次第に脳に刺激が加わっていきます。これによって、側坐核が活発に働きだし、勉強するための「やる気」が湧いてきます。  でも、そのやる気がいつまで続くのか心配・・・と思っている人も多いでしょう。そこは安心してください。側坐核は一度働き出すと、どんどん「やる気」を出し続ける器官です。もちろん、永遠にやる気が続くわけではありませんが、勉強に集中できる時間は容易に確保できます。 つまり、やる気を出すためにはアクションを起こす必要があります。多くの人が勉強しなきゃと思っているものの、やる気がまったく怒らないため、結局勉強とは違うことをやってしまうはず。とにかくやる気が出ないで悩んでいるなら、やる気スイッチを押すためにアクションを起こしましょう。    やる気を引き出す達人になるべし! やる気を出すことは実はそこまで難しいことではありません。ほんの一歩行動を起こすことができれば、それだけで「やる気」は起こります。逆に何の行動も起こさないと、やる気が出ないため、どんどんストレスを感じ自己嫌悪になってしまいます。  これが学習効率を低下している原因のひとつでしょう。やる気が加われば、あとは思い行くままに勉強をすればいいだけです。勉強をやればやるほど脳が刺激されるので、どんどん「やる気」がレベルアップしていきます。これによって、物事がプラスに働いていきます。  今からでも簡単にやる気を引き出すことができます。やる気を引き出す達人になって、勉強を有利に進めていきましょう。  やる気を出すことは難しいと感じている学生はとても多いと思います。しかし、やる気のメカニズムを知ってしまえば、とてもシンプルであることがわかりますね。やる気を上手に操って、成績アップを狙っていきましょう。

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