222(コラム)

理解型の科目の勉強法をマスターする!

c-20130111

勉強はいかに効率的にできるかが鍵で、モチベーションを上手に保つことが大切なテーマになってくると思います。やる気を保ちながら勉強することができれば、常に最善の状態で記憶することができるため、その分効率が増します。しかし、常にやる気を保ちながら勉強することは不可能といっていいでしょう。だからこそ、最後まで挫折することなく、勉強を継続することが必要になってきます。  そのためには、適切な方針を設けることが大切です。そこで注目してほしいのが、受験科目には、暗記型の科目と理解型の科目があるということです。前者は暗記をフル活用する勉強法で、社会や英語などが該当します。後者は暗記ではなく、しっかりと公式などを理解して勉強数必要がある科目を指しています。この2種類の科目をそれぞれ効率的に勉強していくことが重要です。 暗記型の科目は、特に難しいことを考えずに完璧主義でやっても問題がないと思います。シンプルにできるだけ多くの情報を暗記するだけで結果が出る世界なので、余計なことを考えずに暗記だけをしていけばいいのです。一方で理解型の科目は、完璧主義を求めてはいけないと思います。完璧を求めれば求めるほど、挫折してしまう可能性が高まってしまいます。特に勉強が苦手な人は、理解型の科目に対して、完璧さを求めないことが大切になるでしょう。 理解型の科目というものは、ABCそれぞれの定義を理解していないと、答えを導きだすことができません。そのため、解説を上手に理解することができないと、つまづいてしまう可能性が高いのです。わかりやすく言うと、算数の問題の基礎となるのが「九九」です。つまり、九九を知らないと算数の多くの問題が解けなくなります。  よって、用語を自在に使えるためには、その用語の定義を理解しなければなりません。順序に従って覚えていかないと、理解型の科目をマスターすることは不可能なのです。それぞれ記憶していく必要があるので、どこかでこの先必要になる定義を覚え忘れてしまうと、それから先を進めることができなくなります。  とは言え、これは万人に言えることではありません。しかし、理解できない範囲は調べるという工夫は常に持っておくべきでしょう。勉強において、調べるという作業はとても重要なことであり、必要なことです。ただし、理解型の科目をマスターするためには、ある程度ラフな考え方を持つことが大切になってくると思います。  まずは、完璧主義を捨てて、先に進むことも考えましょう。わからない部分は後に勉強するように心がけて、精神的な負担を軽くしていくような努力をすべきでしょう。自分のペースで冷静になって勉強していけば、理解型の科目はそこまで難しいものではありません。  つまり、理解型の科目のマスター法としては、理解できない部分は、あやふやにしておき、その後何度も繰り返して覚えるというやり方にしたほうがベストだと思います。あやふやにするという表現は語弊を生むかもしれませんが、あくまで全体像を把握することを前提に話をしています。全体を見て勉強していくためには、わからない部分はとりあえず、あやふやにしておいても問題はないと思います。  繰り返し勉強することによって、覚えた用語が次第に増えますし、やがて解けなかった問題も解けるようになるはずです。理解型の科目をマスターするためには、完璧主義を求めずにあいまいにすること、そして後でその部分を繰り返し勉強することが大切になります。少しでもやりやすく、ストレスを感じない勉強ができればいのです。  無理やり頭に情報を叩き込むと逆効果になる可能性もあります。

お電話でのお問い合わせ:0120-121-864 お電話でのお問い合わせ:0120-121-864
  • 無料体験授業お申し込み
  • 資料請求・お問い合わせ