222(コラム)

姿勢を良くすることが記憶力アップにつながる!?

c-20121022

「姿勢をよくしなさい!」これは誰もが小さな頃から言われてきたことですよね。しかし、大人になるにつれて自分が取りやすい姿勢になっていくのが一般的です。実はこの姿勢にも記憶力アップにつながる秘密が隠されていたようです。  2005年のフロリダ州立大学の研究結果によると、「同じ姿勢をとる」ということは年齢に左右されることなく、自分自身に関する記憶力に驚くほど働きかけやすくなることがわかったそうです。また、良い姿勢で物事を学ぶほど、その記憶は長持ちすることも判明し、大きな注目を集めました。  つまり、良い姿勢を保つことを習慣化することによって、特定の記憶領域を呼び起こす能力を向上させることができるわけです。しかし、どうして姿勢が記憶に影響しているのか不思議なものですよね?  その種明かしをすると、人間は「何か」を思い出す、もしくは思い出そうとしている時に、学習していた時も同時に思い出すのだそうです。そこに含まれているのが「姿勢」というわけです。もちろん、姿勢のほかにも、その当時の感情や環境も思い出すと言います。  しかし、悪い姿勢では学習していた時を思い出すことができず、記憶を引っ張り出す作用の妨げになってしまうようです。悪い姿勢のときほど、物事に集中していなかったり、ラフに物事を考えている時が多いですよね。これが妨げとなり、いくら学習していたつもりでも、思い出すことができないのだそうです。  記憶力がいい人は、もしかすると普段の姿勢がいいのかもしれませんね。効果的に学習できているかいないかは、姿勢でわかるのかもしれません。だからこそ、今から良い姿勢で勉強をすることを心がけてみてください。内容を記憶にストックしやすくなり、さらにその記憶を長く覚えることができるようになります。  これはまた別の話ですが、他人が勉強している人を見たときに、姿勢がいいと「デキる人」に見えますよね。一方で姿勢が悪かったら・・・他人からしても、姿勢がいい人の方が記憶の中に残ると思います。

お電話でのお問い合わせ:0120-121-864 お電話でのお問い合わせ:0120-121-864
  • 無料体験授業お申し込み
  • 資料請求・お問い合わせ