222(コラム)

今のうちに身につけておきたい。理想的な生活リズムのつくり方

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今のうちに身につけておきたい。理想的な生活リズムのつくり方

 

今年度の受験シーズンも、そろそろ落ち付いてきました。同時に来年度に受験をひかえた学生さんやご家族の方にとっては、いよいよ本腰を入れる時期を迎えたと言えるかもしれません。受験勉強はまるで長距離マラソンのようなもので、長い時間の中でいかに効率的に知識を増やし、万全の状態で試験当日を迎えられるかが肝心です。そのためには理想的な生活リズムを安定して続けていくことが非常に重要です。

 

理想は、試験当日と同じ生活リズム

人によって自分がもっとも集中できる時間帯や生活リズムは様々だと思われるかもしれません。しかし試験を受ける時間は誰でも同じ。つまり生活リズムが試験当日の動きに合っている人ほど、本番では有利に動けるということです。

たとえば、試験の前日は早めに寝ますよね。そして早めに起床して朝食をしっかりとるという流れだと思います。その生活リズムを本番前日だけ合わせるのではなく、普段から同じリズムで過ごすことで、本番で100パーセントの力を発揮しやすくなります。それまでどんなに努力をしていても、本番のコンディションが万全でないと全てが無駄になってしまう可能性だってあるのです。

 

受験生は朝の過ごし方が大事

かつては受験生といえば夜遅くまで勉強しているイメージがありましたが、最近では夜中に勉強してもあまり記憶に残らないということが脳科学的にも証明されているようです。そのため、効率よく学力をあげるためにも、朝早く起きることが重要だと言えるのです。寝不足は集中力のさまたげにもなるため、できれば日付が変わる前の就寝を心がけた方が良いでしょう。

また、朝食には一緒にフルーツを食べると良いと言われています。フルーツは体と脳の目覚めをうながすだけではなく、炭水化物や野菜類の消化を助け、食事をエネルギーとして取り込みやすくしてくれます。朝の勉強効率をあげるためにも、朝食にはフルーツか100%ジュースを添えることをおすすめします。

逆に良くないと言われているのは、油系のスナック菓子です。こうした食べ物は消化に悪い上、添加物や保存料が内臓に負担をかけてしまうので注意しましょう。

 

受験生が理想的な生活リズムを続けるために、保護者にできることは?

受験生が勉強しやすい生活リズムを続けられるようにするためにも、保護者の方もそれに合わせた生活リズムをこころがけましょう。食事を決まった時間に出せるようにするのはもちろんですが、他にもお風呂掃除やお部屋の掃除なども決まった時間に行い、受験生の動きに合った環境をつくってあげることで、理想的な生活リズムを見につけさせてあげることができます。さらに「勉強の邪魔にならないように、あまりテレビは見ない」「子供に早く寝てもらうように、自分たちも早く寝る」といった感じで気をつかうと、さらに良い環境をつくってあげることができるかと思います。

 

受験にとって最も重要なのは、もちろん勉強をすることです。しかし受験生に効率よく勉強をすすめてもらい、またベストな形で本番を迎えてもらうためにも、それに見合った生活リズムをつくる努力は決して無駄なことではありません。1点が明暗を分ける受験を制してもらうためにも、今からより良い生活リズムを構築していくことをおすすめします。

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