222(コラム)

大学受験は資格・検定があると有利になる? メリットとおすすめの資格を解説

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大学受験でも資格や検定を持っていると有利

中学校や高校の受験では、英検(実用英語技能検定)や漢検(日本漢字能力検定)、数検(実用数学技能検定)といった資格・検定を持っていると、試験で有利になることがあります。

実は、大学受験でも一定以上の資格や検定を持っていると、有利に受験を進められる場合があります。

 

具体的に、資格を持っているとどのようなメリットがあり、どのような資格が大学受験では使えるのでしょうか。

 

メリット1:得点が加算される

資格を取得していると、面接試験の際に得点が加算される場合があります。

直接加点されないとしても、難しい資格を持っていれば、学習面への意欲や向上心があることを面接官に印象づけられる可能性が高いです。進みたい夢のために資格試験にチャレンジしたなど、面接時の自己PRとしても活用できます。

 

また、一部の大学では、資格を持っていることで試験の点数に加算してもらえる場合もあります。

 

 

メリット2:試験免除になることも

英検やTOEICなど、英語系の資格を持っていると、「英検2級なら80点」「TOEICのスコアが700以上なら90点」など、資格や検定の成績を得点換算してくれる場合も多いです。

 

この制度を活用すれば、大学独自の英語の試験を受けなくても、一定の点数を得られます。高いスコアを有している場合は、満点扱いとなる可能性もあります。

 

英語の勉強時間を減らして苦手教科の対策に当てるなど、少ない時間を有効活用できるようになるでしょう。

 

 

メリット3:出願資格が手に入る

推薦入試などでは、特定の資格を持っていないと出願できないこともあります。事前に入試要項を確認して、出願要件に資格取得が定められている場合は、対策を行うことが重要です。

 

仮に出願要件ではない場合も、他の受験生との差別化につながるので、合格の可能性を高められます。

 

 

取得を目指すなら英検2級以上がおすすめ

資格と一口にいっても多くの種類がありますが、大学受験で有利になりやすいのは英検2級以上の取得です。

 

近年は、入試の結果に英語の外部検定の成績を活用する、「英語外部検定利用入試(外検入試)」を採用する大学が増えています。大学入学共通テストでも英語の資格や検定の成績が活用される予定なので、早いうちから取得を目指しておくと良いでしょう。

 

また、英検2級以上を取得しておけば、大学入学後も履歴書に書ける点もメリットです。将来就職する際などに、有利になることも考えられます。

 

 

TOEICやTOEFL

英検と並んで知名度がある英語資格試験である、TOEICやTOEFLの取得を目指すのもおすすめです。TOEICがビジネス向け、TOEFLは海外留学向けといった違いはありますが、どちらも取得しておけば、大学受験で有利になる可能性があります。

 

英語資格試験には他にも、TERPやGTEC、IELTSなど、さまざまな種類があり、大学ごとに活用されている試験が異なります。

志望校が定まっていたり、気になる大学があったりする場合は、入試要項で採用されている検定を確認しておくと安心です。

 

 

実務系の資格

英語系の資格が最も有利になる場面が多いですが、その他の資格や検定が使えないわけではありません。例えば、商学部などでは簿記の資格を持っていると加点対象になったり、数検を持っていると加点されたりすることもあります。

 

英語系の資格・検定ほど利用できる範囲は広くないものの、推薦入試を検討している場合は、志望する学部に関連した資格の取得を目指すのも良いでしょう。

仮に、加点されなかったとしても、将来に役立つのであれば、目指す意義は大きいはずです。

 

 

資格を取得する時期の目安

資格を取得することで、大学入試を有利に進められる可能性があるとはいえ、資格を取得するためには勉強を行わなければいけません。資格の勉強のせいで、受験勉強がおろそかになることも考えられます。

基本的には、本格的な受験勉強を始める前に取得を目指すのがおすすめです。

 

志望する大学や学部が定まっている場合は、資格・検定が有利に使えるのかどうか、調べてみてはいかがでしょうか。

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