222(コラム)

これって「中間反抗期」? 特徴や原因と子どもとの向き合い方

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やっとイヤイヤ期が終わったのに……

2〜3歳頃のイヤイヤ期が落ち着き、しばらく親子関係が良好だったのに、「5〜7歳頃から、また反抗的な言動が目立ってきた」という話を聞くことがあります。それは「中間反抗期」の表れかもしれません。

 

中間反抗期はなぜ起こるのでしょうか? また、この時期の子どもに対して、どのように向き合っていけば良いのでしょうか?

 

中間反抗期とは?

子どもの反抗期は、大きく2つに分けられます。1つ目が2〜3歳頃の「第一次反抗期」(イヤイヤ期)で、2つ目が思春期に訪れる「第二次反抗期」です。

そして、子どもによっては第一次反抗期と第二次反抗期の間に、もうひとつ反抗期が来ることがあります。それが中間反抗期です。

 

中間反抗期は、だいたい5〜7歳の間に発現することが多いです。イヤイヤ期の頃より脳や体の発達が進んでいる分、激しく反抗したり、乱暴な言葉で言い返したりしてくるので、親が面食らってしまうことも少なくありません。

 

 

中間反抗期の原因

子どもが反抗する原因は時と場合によりますが、根本的には子どもの自我が育っていることの証と考えるべきです。

 

子どもには子どもなりの事情や考えがあり、それに反したことを親からいわれたときに、反論や主張をしています。親の視点からだと、その行動が「反抗」に見えるだけというケースも考えられます。

 

例えば、宿題をやらずにゲームを続けている子どもに「早く宿題やったら」と声をかけたところ、「お母さんだっていつもスマホ触っているくせに」と口答えしてきたとしましょう。

親としては、子どものことを心配したつもりなのに、このような返答をされるとイラッとしてしまいます。

ですが、子どもの立場からすれば、親は自分の好きなタイミングで好きなことをしているのだから、自分も同じようにして何が悪いのかと思うはずです。

 

また、感情をうまくコントロールできずにストレスを親にぶつけているケースや、親の愛情をもっと感じたいという欲求が反抗という形で表れている場合もあります。

 

 

対処法その1「放っておく」

中間反抗期や第二次反抗期は、親離れするためのプロセスです。

とはいえ、まだまだ子どもですから、危険なことや間違ったことをしてしまいます。絶対やってはいけないこと、モラルに反することなどは、厳格な態度で叱る必要がありますが、それ以外は放っておいて問題ありません。むしろ、干渉のしすぎを避けるべきです。

 

子どもを心配するあまり、失敗しないように先回りしてやってあげたり、あれこれ口を出したりするのは厳禁です。子どもが成長する機会を奪うだけでなく、子どもから疎まれ、反抗心を助長する可能性があります。

 

 

対処法その2「冷静に話し合う」

5〜7歳頃の子どもは驚くほど口が達者で、大人を怒らせるような発言をしてくることがあります。そんな時こそ、親は一度冷静になり、口喧嘩に乗らないことも大切です。

 

どんなに口が達者な子どもでも、物事を論理的に考えたり、事態を予測したりする力はまだまだ未熟です。

宿題をしない子どもに対して「早く宿題やったら」と注意するだけでなく、なぜ今宿題をやるべきなのか、やらないとどうなるのかを冷静に諭してあげましょう。論理的に説明すると、子どもは意外に納得し、自主的にやるようになるものです。

 

人は誰しも、自分が納得いかないことを無理強いさせられるのを嫌います。子どもの言い分もあるはずです。大人の都合を一方的に押し付けるのではなく、なぜやる必要があるのか、やってはいけないのかをきちんと説明し、子どもが納得するまで話し合いましょう。

 

 

お互いの立場を理解し合うこと

当然、子どもの言い分を聞いてばかりいるわけにはいきません。時には、親の言い分を納得してもらわないといけない場面もあります。

 

大切なのは、子どもが何を考えているのか、どんな事情を抱えているのかをよく聞き、子どもの立場から考えてあげることです。

親が何を考えているのか、子どもにどうしてほしいのかを言葉で伝え、子どもに親の立場を理解させるよう努めましょう。

 

親子双方の考えを伝え合い、お互いの立場を理解し尊重し合うことで、子どものコミュニケーション能力や他者をいたわる心が育まれるのと同時に、良好な親子関係が築かれます。

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