222(コラム)

好きなことを見つけて将来やりたい仕事に就く方法

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「好きなこと」を仕事にしたい人へ

自分の好きなことを職業にしている人や、やりたいことをやって生計を立てている人は、日々の仕事にやりがいを感じ、いきいきとしています。もちろん彼らは人知れず努力をしていて、悩みや苦労もたくさんあるでしょうが、人生を謳歌していると言えるのではないでしょうか。

 

しかし、本当に好きなことを見つけるのは簡単ではありません。大人でも、好きなことややりたいことを見つけていない方はいます。好きなことを仕事にしたいのなら、まずは自分が一番好きなことを正確に探すことが重要です。

 

「好きなこと」を見つけるのは早いほうが有利?

競争社会に生きている以上、早い段階で自分の好きなことを見定め、将来なりたい職業に必要なスキルを身につけるための時間を多く投入するほど、有利になるのは明白です。

特に競争の激しいスポーツ・芸能・アートの分野や、難関国家資格を取得する場合などは、その傾向が顕著に現れます。

 

とはいえ、焦って将来の道筋を決めてしまうと、後になって「本当にやりたいことではなかった」と感じたり、芽が出ずに挫折を味わったりすることにもなりかねません。

 

好きなことや才能を見つけるのは早いに越したことはありませんが、スポーツ選手や芸術家のような職業を目指すのでなければ、焦らず慎重に見極めたいところです。

 

 

方法1「過去から見つける」

好きなことを見つけ、才能に気付く方法として代表的なのは、自分の過去を振り返ってみる方法です。

小さい頃から好きだったことや得意だったこと、他人から評価されてきたこと、今までの人生で最も時間やお金を費やしてきたこと、時間を忘れて没頭できるもの、その話題なら何時間でも語れるといったものを紙に書き出してみましょう。

 

自分では価値の無いものに思えたとしても、他人から見たら大きな価値を持つこともあり得ます。SNSや動画配信サイトの発達により、思いがけない自分の個性が世間に評価され、成功を掴んだという例も多いです。

 

ただし、この方法はある程度人生経験を積んだ大人には有効ですが、年が若い子どもには使えません。

 

 

方法2「現在から見つける」

大人も子どももできる方法が、今熱中していることや気になっていることからヒントを得て、自分の特性を探していくというものです。

 

注意したいのが、興味の対象は直接何かの職業につながらなくても構わないということです。

例えば、子どもが魚の名前を覚えるのが得意な場合や、電車が好きで何時間も飽きずに見ているといったことがあるでしょう。

このときに「魚博士」や「電車の運転士」といった職業に限定せず、なぜ魚や電車が好きなのか、魚や電車のどの部分に興味があるのかを深掘りしてみることで、子どもの新たな一面や才覚を発見するきっかけになります。

 

 

方法3「色々やってみる」

「過去を振り返っても特に何も見つからないし、現在もこれといって熱中できるものがない」という方も少なくないでしょう。

 

そのような方におすすめなのが、少しでも気になったものがあれば、どんどん主体的にチャレンジしてみる方法です。子どもも同様で、「やりたい」と言い出したら一度やらせてみてください。

 

物事は実際にやってみないと実態がつかめませんし、本当の魅力も分かりません。やってみた結果、「これは違うな」と思ったとしても、「違う」という発見ができたことに意味があります。選択肢が一つ減ったことで「本当のやりたいことに一歩近づいた」と捉えることができます。

 

 

方法4「マネタイズを考えるのは最後」

自分のやりたいことや得意なことが見つかったとしても、「仕事になるのか?」「お金になるのか?」と考えると二の足を踏み、諦めてしまうという方も多いかもしれません。

 

マネタイズ(収益化)はとても重要ですが、マネタイズの方法を意識しすぎると、そこで思考停止してしまい、行動できなくなってしまいます。

好きなことを見つける場合は、仕事になるかどうかは一旦脇に置き、発想を自由に巡らせることが大切です。そしてある程度やりたいことが明確になった段階で、じっくりマネタイズの方法を検討するようにしましょう。

 

自分の好きなことを見つけ、それを仕事にしたいと考えている方は参考にしてみてください。

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