222(コラム)

小学生から目指す英検 早期からのチャレンジがもたらすメリットとは?

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何歳でも受験できる英検

文部科学省が後援する英検(実用英語技能検定)は、日本でもっとも規模の大きい英語検定試験のひとつです。その英検ですが、特徴のひとつに『何歳からでも受験できる』ということが挙げられます。実際、小学生の受験者も多く、最も簡単な5級には2013年度にのべ111,039人、最難関の1級にも年間のべ253名の小学生が志願しています。(出典:英検ホームページhttp://www.eiken.or.jp/eiken/merit/situation/pdf/student_2013_03.pdf

 

小学生から英検にチャレンジするメリットとは

近年、小学校でも英語の授業が導入され、英語の早期教育の熱が高まっています。何歳からでも受験できる英検は、早くから英語を一生懸命勉強する子どもにとって、格好の目標になる試験です。そこで、小学生から英検にチャレンジすることで得られるさまざまなメリットについてご紹介していきましょう。

 

英語を学ぶ小学生の目標に

現在の小学校で学ぶ英語は会話中心で、テストもありません。一部の私立中入試を除き、小学生が英語の試験を受ける機会はほとんどないのが現状です。

そこで、英語力がどの程度身についているのかを確認するため、英検を目標のひとつとして学習スケジュールの中に組み込んでいくことが有効です。少しずつ英語力を上げ、5級、4級と少しずつ級が上がるにつれて、英語力の上達も実感できます。子どもは、楽しみながら自信をつけ、さらに上の級にチャレンジしていくようになります。

 

中学での余裕が、高校入試につながる

英検に早くからチャレンジするということは、試験に落ちても次の試験日にまた検定を受けることが何度もできるので、上の級に到達するこどもがある程度出てくるということです。事実、小学生のうちに中学卒業程度の英検3級、あるいはそれより上の級に合格する小学生も珍しくありません。

そうなると、当然ながら中学校での英語の授業は余裕を持って理解できるはずです。つまり、中学校では英語が得意科目になり、英語で簡単にいい成績がとれます。ということは、英語に時間をかけなくてもよい分、他の科目に時間をかけられるので、全教科トータルでの成績も上げやすくなります。

そしてもちろん、高校入試でも有利になります。学校の成績が重要になる高校入試では、中1から楽に好成績を出せる科目がひとつあるだけでも大きなアドバンテージなのです。また、3級以上を取得していると、受験する高校によっては優遇を受けられることもあります。

このように、早い時期から英検3級以上を取得していると、受験で非常に有利となります。ぜひ、英検3級以上の合格を目指しましょう!

 

2級以上を取得すれば、大学受験でも有利に

小学校、あるいは中学校の早い時期に英検3級レベルまで到達していれば、今度は中学生の間に高校中級程度の準2級、そして高校生では高校卒業程度の2級以上を目指せます。ここまでくれば、今度は大学入試で恩恵を受けられるようになります。

現在の大学入試センター試験は、英検と同じマークシート方式です。しかも、筆記試験に加えリスニングも出題されるというところも同じです。英検2級に合格できるレベルなら、大学入試にも十分対応できるでしょう。

また、難関大を目指す生徒は、余裕があれば準1級までチャレンジしておきたいところです。準1級合格者は、推薦・AO入試でもアピール材料になりますし、一般入試でも高得点が期待できます。加えて、多くの大学では準1級以上の合格で大学の英語の単位がもらえるので、入学後も楽になります。もちろん、ここまでくれば英語力が十分身についているはずなので、より難しいTOEICテストにも対応しやすくなりますし、海外留学するのであれば不安も軽くなるでしょう。

 

子どもの可能性を開く、英検へのチャレンジ

このように、小学校のうちから英検にチャレンジすることは、将来の様々な可能性を開くことにつながります。子どもに英語力、そして自信を身につけてもらい、未来へつなげていく上で、英検をひとつのきっかけとしてみてはいかがでしょうか?

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