計算ミスを防ぐには? 試験での失点を防ぐ6つの習慣
失点に直結する計算ミス
数学や算数の問題は、考え方そのものがあっていても、計算を間違えると不正解になります。小さなミスが大きな失点につながった結果、合否を左右するかもしれません。
計算する際に大切なのは、「速く解くこと」以上に「正確に解くこと」です。
計算ミスによる余計な失点を防ぐには、普段の勉強から計算ミスを減らす工夫を行う必要があります。
計算ミスの防ぎ方1:途中式を略さずに書く
途中式を省略するのは、計算ミスのよくある原因のひとつです。頭の中だけで計算を済ませると、数字や計算過程を間違える可能性が高まります。
暗算で済ませられる場面であっても、途中式はしっかりと書きましょう。
計算式を紙に書いておけば、符号や数字の見落とし、桁の位置の間違いといったケアレスミスを防げます。
また、答えを書くだけでは、自分がどこで間違えていたのかを後から調べることができません。途中式を残すことで、見直しが行いやすくなる点もメリットです。
計算ミスの防ぎ方2:文字を丁寧に書く
途中式だからといって乱雑に書くのは避け、丁寧に書くこともポイントです。数字や記号の形が曖昧だと、見直した時に誤読する恐れがあります。
例えば、「1」と「7」や「6」と「0」のように、形が似ている文字は雑に書くと判別しにくくなります。数字や記号を読み違えてしまうと、計算方法があっていても正解になることはありません。
正誤に関係しない式だとしても、読みやすい文字を心がけましょう。
ノートの罫線を活用して、桁をそろえて書くことも効果的です。ノートをきれいにとっておけば、復習も行いやすくなります。
計算ミスの防ぎ方3:スピードよりも正確さを重視
スピードを意識すると、どうしても文字が雑になったり、確認を省いたりしてしまうものです。
定期テストや入試などの際は制限時間がありますが、普段の勉強では速さよりも正確さを優先しましょう。正確に解ける習慣が身につけば、自然とスピードも上がります。
テストの際は焦りから急いでしまうかもしれませんが、焦りはミスに直結するものです。時間配分を意識しながら、落ち着いて計算することを心がけましょう。
計算ミスの防ぎ方4:解き終えたら見直しをする
答えが出た後すぐに次の問題に取り掛かるのではなく、解き終えた問題の途中式や答えをしっかりと見直しましょう。符号を取り違えるミスや、計算の順序を間違えるミスなどは、見直しで防げる可能性があります。
計算式を見直しする際は、別の方法で計算し直す「検算(確かめ算)」を行うのも有効です。例えば、因数分解の問題は答えを展開して元の式になるか確かめると、答えが正しいかどうかを判断しやすくなります。
計算ミスの防ぎ方5:ミスしやすいパターンを把握する
自分がどんな場面で間違えやすいかを知ることも重要です。分数の計算や桁の繰り上げなど、特定の場面でミスが多いことがわかっていれば、注意しながら計算を行えます。
計算ミスが多いパターンを書き留めておいて、そのパターンを集中的に復習するのも良いでしょう。
また、問題文を読み飛ばすことが多い、集中力が長く続かないといった、計算ミスにつながる癖を把握しておくことも、ミスの予防につながります。
計算ミスの防ぎ方6:理解できていない部分を復習する
公式を覚えられていないなど、計算ミスではなく、理解不足が原因で間違えているケースも考えられます。理解が足りない部分を復習して、基礎を固めることも重要です。
特に、数学は知識を積み上げていく教科なので、1つの単元がわからないと他の単元もわからなくなります。取りこぼしを防ぐために、しっかりと復習を行いましょう。
計算ミスは、注意力だけで防げるものではありません。日頃から、途中式を省略せずに書いたり、文字を丁寧に書いたりすることを心がけて、計算ミスの原因をなくしていきましょう。