高校受験の面接対策。定番の質問や面接官が見ているポイントを押さえよう
増えている高校受験の面接
近年は、高校受験で面接を実施するケースが増えています。しかし、筆記試験の勉強も行わなければいけないため、面接対策に多くの時間を取ることはできません。
面接対策を効率的に行うためにも、面接官が見ている点や定番の質問を知っておく必要があります。
面接の種類は3タイプ
高校受験の面接は、個人面接・集団面接・グループ討論の3タイプに大きく分けられます。
個人面接は、面接官と受験生1人が対面して行う形式です。面接官は複数人いることもあります。面接時間は10分程度が基本です。
集団面接は、複数人の受験生が同時に面接を受ける形式です。面接時間はグループの人数によって変わります。
全員に同じ質問をしたり、挙手した人に回答させたりと、面接の方法もさまざまです。
グループ討論は、5人前後のグループで与えられたテーマについて話し合う形式です。主に推薦入試で行われます。
時事問題や学校生活など、幅広いテーマから出題されます。
どの方式で実施されるかは学校によって異なるので、事前に受験要項などで確認しておきましょう。
身だしなみや言葉遣いに気をつけよう
高校受験の面接では、身だしなみや言葉遣い、マナーなどが見られています。
制服はきちんと着て、汚れていないかチェックしてください。髪の毛が長い方は束ねておきます。
背筋を伸ばして、きびきびとした動作を心がけることもポイントです。
言葉遣いは「です/ます」など、丁寧に話すことを心がけます。はきはきと、相手が聞き取りやすいように話すことも大切です。
マナーに関しては、入室前にドアをノックする、「おかけください」といわれてから着席するなど、学校で指導される基本的な作法を覚えておけば問題ありません。
面接において重要なのは作法そのものではなく、失礼がないように心がける気持ちです。面接官に対して、誠実な気持ちを持って面接に臨みましょう。
「定番の質問」は事前に準備しておくのがおすすめ
高校受験の面接には、多くの学校で質問される「定番の質問」がいくつかあります。以下の質問は面接で聞かれる可能性が高いため、事前に大まかな回答を考えておきましょう。
・志望動機
・高校でがんばりたいこと
・中学校でがんばったこと
・高校卒業後の進路や将来の夢
・自分の長所や短所
・趣味や特技
・得意教科と苦手教科
・時事問題
志望動機は、志望校が求める生徒像や学校の特色を踏まえて話すと、好印象を与えることができます。
その他の質問は、具体例やエピソードを交えながら話すことがポイントです。大まかな回答については、ノートなどにまとめておきましょう。
自分の言葉で伝えることが大事
よく聞かれる質問に対して用意しておくことは大切ですが、回答を丸暗記するのは避けましょう。丸暗記して面接に臨むと、話し方が不自然になったり、質問に対応できなくなったりする恐れがあります。
あくまでも、自分の言葉で話すことを心がけてください。
回答は短く要点をまとめる
1つの質問に対して、必要以上に長く発言するのも厳禁です。「要点をまとめられていない」と悪い印象を与える恐れがあります。1つの質問に対して、1~2分程度で回答するのが目安とされています。
自分の意見や理由をまとめる意識を持っておきましょう。
ただし、「はい」「いいえ」など、一言で答えを済ませると、意欲がないと思われる可能性があります。単語だけで返せる質問だとしても、自分の意見など、何か一言添えることを心がけましょう。
予想していない質問をされたらどうする?
面接の際に、予想していない質問をされることもあるはずです。頭が真っ白になり、慌ててしまうかもしれませんが、「考えたいので、少し時間をください」などと伝えて、一呼吸置いて考えをまとめてから答えるようにしましょう。
支離滅裂な回答をしたり、嘘をついたりするのは厳禁です。いいたいことが思い浮かばなかったり、忘れたりした際は「すみません、わかりません」などと正直に答えた方が、面接官に良い心証を与えられます。
他の人と回答が被った時の対処法
集団面接では、自分が考えていた回答を他の人にされてしまうことがあります。その際に、慌てて別の回答を考える必要はありません。
「先ほどの方と同じ回答ですが」などと添えてから発言すると良いでしょう。
自分なりの理由を交えて発言できれば、しっかりした回答になります。
面接はどうしても緊張してしまうものです。前もって準備を済ませてから、本番に臨むことをおすすめします。