学習習慣の定着に役立つ夏休みの宿題

宿題は、子どもにとって楽しみなはずの夏休みにおける、数少ない悩みのひとつです。中には、宿題を先延ばしにした結果、夏休み終盤になって大慌てしたことがある方もいらっしゃるでしょう。

 

夏休みの宿題は、1学期に勉強した内容を記憶として定着させたり、2学期からの勉強をスムーズにしたりするために課されるものです。

また、毎日机に向かう時間を確保できるため、学習習慣を身みにつけることにもつながります。

 

夏休みだからと遊んでばかりいては、2学期以降の勉強に支障をきたします。夏休みならではの行事も楽しみながら、宿題を通じて学習習慣を身につけることが大切です。

 

夏休みの宿題が終わらない3つの理由

学校や地域によって違いはあるものの、小学校の夏休みは30~40日程度あります。長い期間があるにも関わらず、宿題が終わらずに焦ってしまう子どもがいるのはなぜでしょうか。

夏休みの宿題が終わらない理由としては、次の3点が考えられます。

 

1つ目の理由が、まだ余裕があるからと油断してしまうことです。夏休みは長いからといって、宿題に取り組まないでいると、あっという間に時間が過ぎてしまいます。

 

2つ目の理由が、子どものやる気の問題です。友達と遊んだり、旅行に出かけたりといった楽しいイベントが多いため、机に向かう気が起きない可能性もあります。

 

3つ目の理由が、読書感想文や自由研究といった自由度の高い宿題の存在です。本を読むのに時間がかかる、何をどうすれば良いのかわからないといった理由で着手できず、期日までに終わらないというケースも考えられます。

 

 

最初に宿題の量を把握しよう

夏休み終盤になってから慌てることなく、宿題を期日までに終わらせるためには、計画を立てることが大切です。

 

まずは、夏休みの宿題の量を正確に把握しましょう。ドリルなどの宿題は、1日にどれくらいやれば良いのかを保護者の方も把握しておくとスムーズです。

宿題の量を事前に把握すれば「勉強しないと終わらない」という危機感を持つこともできます。

 

 

いつまでに終わらせるかを決める

宿題の量を把握したら、宿題ごとに期日を決めましょう。いつまでに終わらせるかを決めることで、1日に取り組むべき量を可視化できます。

「8月15日までにドリルを終わらせたいから、1日4ページずつ進める」といった具合です。毎日、無理なく行える計画を立てることを心がけてください。

 

また、多少ゆとりを持たせた計画にすることもポイントです。

夏休み中は、家族での旅行や友達との遊び、習い事など、さまざまな予定があるはずです。ゆとりのある計画を立てておけば、万が一急用が入ったり、風邪をひいたりした時も慌てずに済みます。

 

 

宿題は午前中に済ませよう

そもそも勉強が嫌い、集中力が続かないといった子どもの場合は、集中力が高い午前中に宿題をする時間を設けましょう。

例えば、起きてすぐに宿題に取り組む時間を設ければ、友達との遊びの約束や習い事にも、十分時間を割けるようになります。

 

集中力は長時間続かないため、1回の勉強時間が長くなる時は、2~3回に分けて宿題を進めるのもポイントです。

 

 

自由研究や読書感想文は早めに着手を

夏休みの宿題の中でも、自由研究や読書感想文は苦労しやすいものです。

特に、自由研究はテーマ決めの段階でつまずきやすいうえに、テーマが決まったからといって一気に終わるものではありません。

できるだけ早めに取り掛かり、段階的に進めていくことがポイントです。

 

読書感想文に関しても、作文を書く準備として本を読む必要があります。本を読むのが苦手な子どもだと、読み終わるまでに時間がかかることもあるため、早い段階で着手しておきましょう。

 

夏休みは、普段はできない経験をするまたとない機会です。貴重な時間を何となく過ごしたり、終盤になってから宿題に追われたりしないように、しっかりと計画を立てておきましょう。