勉強の効率アップ! 効果的な仮眠の取り方
勉強による疲れに有効な「仮眠」
日本人は世界的に見ても睡眠時間が短く、睡眠不足気味にあるといわれています。日々の睡眠不足がたたって、「勉強の集中力が続かない」「眠気に負けて寝てしまう」などと感じた経験は、多くの方がお持ちのはずです。
特に、長時間の学習は脳に負担がかかるため、結果的に効率が落ちてしまいます。集中力を高めたり、眠気に負けたりするのを防ぐために有効なのが「仮眠」です。
仮眠を上手に活用することで、より効率的に勉強できる可能性があります。
勉強中に仮眠するメリット
勉強中に仮眠を取るメリットは、ただ眠気を払うだけではありません。勉強の効率にも、さまざまな効果を及ぼします。
1つ目のメリットが、集中力の向上です。短時間の休憩を取ることで脳がリフレッシュされ、集中力がアップします。適度な休憩によって、疲れを癒やすことにもつながるでしょう。
2つ目のメリットが、記憶力の強化です。人は、寝ている間に勉強した内容を整理しています。仮眠を取ることで情報の整理が進み、記憶として定着しやすくなります。
仮眠を取る前に暗記科目を勉強しておくのも良いでしょう。
ただし、仮眠の取り方によってはかえって眠気が増したり、勉強のリズムが崩れたりすることもあります。
効果を高めるには、正しい方法で仮眠を取り入れることが大切です。
効果的な仮眠のやり方1:短時間で済ます
仮眠の理想的な時間は10~15分程度です。長くても30分を超えないようにしましょう。仮眠の時間が長いとかえって眠気が増し、目覚めた後に頭がぼんやりしやすくなります。夜の寝つきに悪影響を及ぼす恐れがある点も問題です。
あらかじめアラームをセットする、保護者の方に声をかけてもらうなど、時間内に起きられるように工夫しておきましょう。
音を出すのが難しい環境で仮眠を取る時は、スマートフォンのバイブレーション機能などを活用すると、周囲の人に迷惑をかけずに済みます。
効果的な仮眠のやり方2:寝る前にカフェインを摂る
目覚めをすっきりとさせるために、仮眠前にコーヒーや緑茶などのカフェインを含む飲み物を飲んでおくのもおすすめです。
カフェインの覚醒効果は摂取後20~30分ほどで現われるとされているため、仮眠の直前に飲むことで、目覚める頃に効果が期待できます。
逆効果になることもあるため、カフェインの摂りすぎには気をつけましょう。
効果的な仮眠のやり方3:布団には入らない
仮眠はあくまでも軽い休息です。椅子に座ったまま、机に伏せる、ソファで横になるなど、熟睡するのが難しい場所で眠るようにしましょう。布団やベッドに入ると本格的に眠ってしまい、仮眠のつもりが長時間の睡眠になってしまう恐れがあります。
また、勉強している机で日常的に仮眠を取り続けていると、勉強をきっかけに眠気が起こるようになる可能性があります。勉強する場所と仮眠を取る場所は、できるだけ別々にするのがおすすめです。
効果的な仮眠のやり方4:リラックスできる環境を整える
短時間でも質の良い仮眠を取るためには、リラックスできる環境を整えることも重要です。寝る前に軽く深呼吸をしてみる、落ち着いた音楽を流しておくなど、自分の好きな方法でリラックスできる環境を整えましょう。
アイマスクやカーテンで光を抑えたり、静かな場所に移動したりするのもおすすめです。
ただし、リラックスしすぎて熟睡することのないように気をつけてください。
しっかりと睡眠を取ることが一番大事
仮眠を上手に活用して勉強を行うと、集中力や記憶力などを高める効果が期待できます。眠くて勉強がはかどらない時は、無理をせずに小休止を取ってみてはいかがでしょうか。
ただし、仮眠はあくまでも眠気を一時的に解消するためのものです。夜にしっかりと睡眠時間を確保して、睡眠不足を感じない生活リズムを整えることを心がけましょう。