さまざまな用途で使える付箋

用紙の裏にノリがついていて、色々な場所に貼ったり、剥がしたりできる付箋はさまざまな用途で使うことができる便利な文房具です。

忘れたくないことをメモ書きしておく、予定を書き込んだ付箋でスケジュールを管理するなど、多くの活用方法が考えられる付箋ですが、勉強にも有効活用することができます。

 

付箋を勉強に使うメリット

付箋を勉強に使用する一番のメリットは、簡単に貼り直しができる点です。学校や塾の授業でノートを取っていると、書き間違いをすることがあります。内容を追加したい時に、スペースが足りずに困ってしまうこともあるでしょう。

 

付箋に書き込みをしておけば、書き間違えても消しゴムで消す必要がありません。書き直した付箋を貼り付けるだけで、すぐに情報を訂正したり、追加したりすることができます。

かさばりにくく、ノートを開くよりも手軽に、思いついたことを書き込める点もメリットです。

 

また、不要になったものを処分したり、並べ直したりすることができるため、情報を整理しやすくなります。効率的に勉強したい方は、付箋を活用するのがおすすめです。

 

 

付箋を使った勉強法1:目印にする

復習したい問題や、重要度が高いページ、宿題の範囲、先生に質問したい部分などに付箋を貼って、目印にしてみましょう。

ノートや教科書に付箋を貼り付けることで、すぐに確認したいページを開けるようになります。ノートを閉じた状態でも、どこを見れば良いのかわかりやすくなるので、探し物を効率的に行うことが可能です。

 

目印として活用する場合は、細めの付箋を使うのがおすすめです。重要な部分が多い場所でも、付箋が邪魔になりにくくなります。

 

 

付箋を使った勉強法2:暗記カードを作る

付箋の表側に問題、裏に答えを書くだけで、簡単に暗記カードを作ることができます。

壁や扉、机など、日頃からよく目にする場所にそれを張っておきましょう。何度も目にすることで、記憶に定着しやすくなります。

 

覚えた付箋を剥がして別の暗記カードに貼り変えれば、さまざまな問題にチャレンジできる点もメリットです。日々の生活の中に、自然と勉強を取り入れられます。

 

 

付箋を使った勉強法3:問題を隠す

付箋を目隠しとして活用するのもおすすめです。教科書やプリントなどの重要な単語に付箋を貼って目隠しすれば、オリジナルの一問一答の問題集になります。

答えを確認したい時は付箋をめくれば良いので、手間もかかりません。

 

また、好きな大きさに切って使えるので、目隠ししたい場所に応じて切り貼りできる点もメリットです。

 

 

付箋を使った勉強法4:ノートや教科書に説明を足す

詳細な説明を書き込んだ付箋をノートや教科書に貼っておけば、ノートの内容を更に充実させることができます。授業では習わなかったものの、覚えておきたい内容を付箋に書いて貼り付けておくのも良いでしょう。

 

また、ノートに直接書くのではなく、書き込んだ付箋をノートに貼る方法もあります。ノートに直接書いていく方法だと、途中からまとめ方を変えたり、新たに情報を足したりするのが難しくなってしまうものです。

付箋を貼り付ける方法なら、後からでもレイアウトを簡単に変えることができます。

色や形の異なる付箋を使い分けることで、視覚的にわかりやすいノートになる点もメリットです。

 

 

勉強に付箋を使う時の注意点

付箋を使った勉強法はさまざまなメリットがある反面、やみくもに行うだけでは高い効果が期待できません。

 

例えば、付箋を貼るだけで満足してしまうと意味がなくなってしまいます。付箋は、覚えたい場所の目印にしたり、ノートをわかりやすくまとめたりするためのツールです。

貼るだけで満足するのではなく、貼ってからどのように活用するかを意識しましょう。

 

また、目印として活用する際は、付箋をたくさん貼り過ぎるのも厳禁です。ノートや教科書が付箋だらけになってしまうと、「何を目的に貼ったのか」「どの付箋を見れば良いのか」などがわからなくなってしまいます。

重要度に応じて色を変える、目的別に大きさを変えるなど、基準やルールを作ることも大切です。

 

付箋は、上手に使えば勉強の大きな役に立つツールです。ご紹介した勉強法を、一度試してみてはいかがでしょうか。