222(コラム)

手帳でモチベーションアップ! 中高生向け「勉強手帳」の書き方

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手帳を始めよう

「毎日何となく過ごしていたら、期末テストが3日後に迫っていた」「お正月に今年の目標を決めたのに、何も達成できないまま1年が終わってしまった」といった経験はありませんか?

 

やりたいことや達成したいことがあっても、日々を漫然と過ごしていると、あっという間に時は過ぎ去ってしまいます。とはいえ、それはあなたの意志が人より弱いからではありません。人は誰しも流されやすく、忘れやすいものなのです。

 

そんな人間の弱点を補ってくれる便利なツールが手帳です。手帳を上手に使いこなせれば、勉強の役に立つだけでなく、充実した毎日を過ごせるようになります。

 

手帳の役割とは?

手帳にはさまざまな役割がありますが、大きく次の5つに分けられます。

 

1.スケジュール管理:用事やイベントの日時をメモして忘れないようにする

2.タスク管理(ToDo管理):やらなければならないことを洗い出し、優先順位をつける

3.目標管理:志望校合格などの目標や計画に対して、どれくらい近づいているか把握する

4.備忘録(メモ):人から聞いた話や思いついたアイデアなどを書き留める

5.日記:その日やったことや印象的な出来事を記録する

 

1つの手帳に、すべての役割を盛り込む必要はありません。自分が大事だと思うものを取り入れれば十分です。

「手帳を使いたい」と思っている方は、どの使い方が適しているか考えてみましょう。

 

 

手帳を使うメリットとは?

スケジュール管理ならスマホのカレンダーアプリで十分ですし、ToDoリストやメモもアプリのほうが使い勝手に優れます。「手書きの手帳を使うメリットはあるの?」と思われるかもしれませんが、手書きには手書きならではのメリットがあります。

 

1つ目のメリットは、手で文字を書くと思考が刺激されることです。色々なアイデアが思い浮かんだり、より深く考えられたりといった効果が期待できます。

 

2つ目のメリットは、カラフルなペンで色付けしたり、グラフや図を自由に書き込んだり、お気に入りのシールを使ったりと、自分なりに見やすくアレンジできる点です。目標管理をするなら、手書きの手帳のほうが向いています。

 

また、手を動かして書くことで記憶に残りやすくなる効果もあります。備忘録としても、手書きの手帳は最適です。

 

 

「勉強手帳」でモチベーションアップ

手書きの手帳のメリットはそれだけではありません。

勉強管理用の「勉強手帳」を用意して、勉強した科目や勉強量を毎日記録していけば、見返したときに「これだけがんばった」という達成感と自信を得られます。勉強を継続するモチベーションになるでしょう。

 

また、自分の手で直接書き込むからこそ、手帳に対する愛着も湧き、書き込んだり眺めたりするのが楽しくなるはずです。「手帳に何も書けないから勉強しよう」という心理が働き、自然と勉強の習慣が身につく好循環が生まれます。

このような効果を、デジタルのアプリで発揮するのは難しいはずです。勉強手帳は手書きに限るといっても過言ではありません。

 

 

勉強手帳の書き方

勉強手帳を用意したら、最初に「志望校合格」「中間・期末テストで80点以上」といった長期的な目標を決めます。

次に、長期目標を達成するために必要な月間目標や週間目標を考え、最後に1日単位の目標を立てるのが理想的な学習計画です。とはいえ、いきなり完璧な計画を作る必要はありません。

まずは月単位の目標から立ててみて、慣れてきたら週単位、日単位というように、徐々に設定を細かくしていくと良いでしょう。

 

目標設定ができたら勉強を実践し、その日勉強した教科と勉強量を毎日記録していきます。勉強量は勉強時間よりも、問題集のページ数などで表現するのが効果的です。

できれば、毎日決まった時間に「問題集をここまで進める」という予定を書き込んでください。勉強を実践後、実際にやった勉強量を書き込みます。

勉強後、予定と実績を見比べてみましょう。予定よりできなかったらその原因を探り、どうすれば改善できるか考えるのもポイントです。

 

 

継続のコツ

勉強手帳は継続することが大事です。三日坊主を防ぐにはどうすれば良いのでしょうか?

1つ目のコツとして、勉強手帳を書く時間帯を決めることをおすすめします。朝でも寝る前でも構いませんが、毎日同じ時間帯に手帳を開くことを数週間続ければ、それが習慣となります。

一度習慣化してしまえば、その後は楽に継続していけるものです。

 

また、最初から完璧を目指さないことも重要なポイントです。使いながら少しずつ試行錯誤して、自分なりのスタイルを見つけていきましょう。

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