222(コラム)

地学好きが交流し興味を深める「国際地学オリンピック」「日本地学オリンピック」

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地学好きが交流し興味を深める「国際地学オリンピック」「日本地学オリンピック」

8月17日、文部科学省が、タイで行われた「第12回国際地学オリンピック」という大会の結果を公開しました。文部科学省は国際的な科学技術コンテストに参加する若者を支援する事業を進めており、その1つである国際地学オリンピックでは、参加した生徒全員がメダルを獲得するという結果を残しました。また、国際地学オリンピックの代表選手の選考を兼ねた「日本地学オリンピック」という国内大会では、地学に興味を持つ人同士が知識や思考力を競い合うだけでなく、交流を深める機会も設けられています。

 

課題を通して交流を深める機会も。国際地学オリンピックの概要

日本は第2回大会から、11回にわたって国際地学オリンピックに4人の生徒を派遣しています(第12回大会では、ほかに2人が表彰対象とならないゲストとして参加)。第12回大会では、38の国と地域から139人が参加しました。選手は筆記試験と実技試験で成績を競い、上位10%に金メダル、20%に銀メダル、30%に銅メダルが与えられます。日本の参加選手は4人のうち3人が金メダル、1人が銀メダルを受賞しました。

 

国際地学オリンピックのプログラムには「国際協力野外調査(ITFI)」も組まれています。ITFIは10人程の国際混成チームで行われ、地質調査や地震断層面の計測、火山、氷河や土砂崩壊地形の観察、鍾乳洞調査など、開催地の環境に応じた課題に取り組みます。ほかにも現地の高校訪問や開催地の自然や文化を知る催しなど、さまざまなイベントを通して交流を深め、世界に目を向けることができます。

 

地学好きの仲間が増える日本地学オリンピック

日本地学オリンピックは、中学生から高校生までを対象にした国内大会です。予選では高校で学ぶ「地学基礎」を中心にマークシート式の問題が出題され、成績優秀者の中から国際地学オリンピックの参加資格がある中学3年生から高校2年生までの約60人が本選に進めます。本選は3日間の合宿形式で行われます。記述式問題と標本鑑定による試験に取り組むだけではなく、研究者の講演、研究所や大学などの施設見学があり、研究の最前線に触れることができます。選ばれた約10名が日本代表選考合宿に進み、代表選手が選ばれます。合宿形式で行われる本選は夜遅くまで語り合えるので、同じ興味を持つ仲間同士で親交を深めることができます。

 

日本地学オリンピックは地学が好きな中学生と高校生なら誰でも参加できます。本選から代表選考合宿、国際地学オリンピックへと進むにつれて、最先端の知識を得る機会が増え、 交流の範囲が広がります。地学に興味がある人や、実力を試したい人は、参加を検討してみてください。

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