222(コラム)

高校入試の過去問に取り組むコツは?

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高校入試の過去問に取り組むコツは?

入試対策に欠かせない過去問ですが、書店では複数の出版社が過去問を販売しています。そのため、それぞれの特徴を比較して、適切なものを選ぶ必要があります。過去問に取り組む時も、解く順番や条件に注意すると、高い成果が得られるでしょう。今回は、過去問に取り組む際に覚えておきたいポイントを紹介します。

 

問題集を選ぶ時に注目するポイントは?

同じ地域、同じ学校の問題集でも、出版社によって掲載されている年数や解説の内容が異なります。これらの条件を比較する時は、解説が詳しく書かれているか、掲載年数は多いか、という2点に注目すると良いでしょう。

 

過去問はただ自分の実力を知るだけではなく、傾向と対策を考える重要なツールです。解けなかった問題が理解できるように、問題集を選ぶ時は解説が詳しく書かれているかどうかを確認しましょう。過去問の収録年数も重要です。少なくとも3年分以上収録されているものを選びたいところです。

 

もちろん、大事なポイントがこの2つだけというわけではありません。解説の書き方がわかりやすいか、予想問題がついているか、字の大きさはどうかといった条件も比較して、自分に合った過去問を選びましょう。

 

過去問を解く時の注意点とは

過去問を有効に活用するには、解く条件に注意することも大切です。まず、過去問の年度は古い年から新しい年の順に解いていきましょう。新しい年の問題ほど現在の傾向に近いので、効率良く志望校の試験に対応できます。

 

さらに、問題を解く際には、条件を試験本番に合わせましょう。解答の時間はもちろんのこと、夜型の受験生は生活リズムの違いから本番で十分な力を発揮できない場合もあるので、開始時間や時間割も合わせることが重要です。

 

間違えた問題は解き直し、同様の問題が再び出題された時には正解できるよう備えましょう。ただし、間違えた問題の理解に時間をかけ過ぎると、それ以外の勉強時間が少なくなってしまうかもしれません。解き直しはなるべく効率良く、時間配分に注意して取り組みましょう。

 

第一志望の過去問はもちろんのこと、第二・第三まで志望校を決めている場合はその学校の過去問にも取り組みましょう。ただしそれらの学校も古い年度から解こうとすると時間がかかってしまうので、余裕がない場合は第二・第三志望の学校は第一志望より少ない年数にするなどして、優先順位をつけましょう。

 

過去問には、自分の実力を測るだけでなく、試験の予行演習という大事な役割もあります。問題集選びから実際に取り組む段階まで、さまざまな点で注意を払い、過去問のメリットを最大限に活かしましょう。

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