222(コラム)

受験の重要スキル、読解力を高めるコツは?

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受験の重要スキル、読解力を高めるコツは?

あなたは受験勉強をする際に、「読解力」を意識しているでしょうか?

 

現代文や英語の長文問題などの分野では、読解力は当然必須になります。ですが、文章の理解力が大事である理由は、これだけではありません。

 

ほとんどの試験の問題は、文章によって構成されています。つまり「文章を読む」ということは、試験において非常に大切な要素なのです。

 

文章の読解力を高めると、現代文を得意科目にできるだけではなく、さまざまな教科の問題を効率よく解けるようになります。高得点につながる大切なスキルとして、時間に余裕があるうちに、高い読解力を身につけておきましょう。

 

その参考になるように、今回は読解力の向上につながるポイントを紹介します。

 

読解力とは「文章を読み、理解する力」

文章をたくさん読めば、自然と読解力が上がると考えている人がいます。

 

確かに、たくさんの本を読んでいる人や、文章を読む機会が多い人は、そうではない人よりも読解力が養われている可能性があります。

 

しかし、ひたすら文章を読めば読解力が身につくのかというと、必ずしもそうとは言い切れません。

 

なぜかというと、読解力というのは「文章の内容を読み取る力」だからです。つまり、たくさん本を読んでいても、その内容をすぐに忘れてしまったり、きちんと理解できていない人は、読解力があるとは言えないのです。

 

高い読解力をつけるためには、文章を読み取る力を養うことが大切です。

 

読解力をつけるための方法は?

それでは、読解力を高めるためにはどうすればいいのでしょうか?ここでは、読解力を養うために覚えておいてほしいポイントを紹介します。

 

普段あまり本を読んでいない人は、まず文章をスムーズに読むための基礎力をつけましょう。

 

教科書に出てくる基本的な漢字や四字熟語、有名なことわざなどを覚えてください。教科書や問題集、参考書を教材として利用することもできますが、本を読むのが苦手な人には、こうしたテーマを扱った学習漫画もおすすめです。

 

ここまでの基礎力は大丈夫という人は、音読から始めましょう。

 

音読は一度だけではなく、何度も繰り返すことが大切です。というのも、最初のうちは読むことに意識が集中してしまって、文章の内容が頭に入ってこないことがあるからです。

 

スラスラと読めるようになるまで音読を続けると、文章を読みながら内容を考える余裕が生まれて、徐々に読解力が育まれていくでしょう。

 

こうした練習を続けて、読解力に自信がついてきたら、問題に挑戦しましょう。

 

読解力を高めることが目的なので、現代文の長文問題に取り組んでください。

 

しかし長文問題には、おもに論説文と小説文の2種類があります。論説文は小説文と比べると話の展開が決まっているので、最初は論説文を扱った問題を解くことをおすすめします。

 

また、読解力を確認するための問題には、「この内容を〇〇字以内でまとめなさい」などの文章を要約する形式が向いています。文章を必要最低限の字数にまとめる作業は、読解力の向上につながります。

 

最初は制限字数が多めの解きやすい問題から挑戦して、少しずつ字数を減らしていきましょう。

 

読解力は国語や英語はもちろんのこと、すべての科目に関係があるスキルです。高い読解力を身につけることで、さまざまな問題に効率よく対応できるようになります。

 

受験勉強の精度を高め、合格できる可能性を上げるためにも、読解力のメリットに注目してください。

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