222(コラム)

「その他大勢」になりたくない人へ! 面接で好印象を残すポイントとは

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どの受験生も事前に答えを想定して臨む面接

大学や専門学校などの推薦・AO入試で行われる面接は、合否を左右する重要な試験です。当然ながら、しっかりとした準備なしには合格をつかむことはできません。そのため、受験生はみな面接練習を積み、想定される質問に対しては答えを準備してきます。

 

近年はインターネットで推薦・AO入試の情報を手に入れやすくなったこともあり、どの受験生も志望校の面接の傾向を知った上で対策を立ててきます。「志望理由」「高校時代にがんばったこと」といった基本的な質問に対しては、どの受験生も答えられる状態で面接に臨んでくると思っておいていいでしょう。

 

「その他大勢」にならないためには?

こんな状態では、多くの受験生を相手にする面接官からは、どの受験生も同じに見えてしまいます。ありきたりな答えでは、「その他大勢」に分類されてしまい、面接で高得点を稼ぐことはできません。

 

では、面接官によい印象を与えるには、どのような工夫をすればいいのでしょうか。今回は、面接で他の受験生に差をつけるために意識したいポイントについて確認します。

 

ポイント1 まずはアドミッションポリシーにきっちり合わせる

面接の大原則は、学校側が求める学生像を示している「アドミッションポリシー」に合わせた答えを準備することです。たとえオリジナリティのある答えでも、アドミッションポリシーから外れていては、ただの「変な答え」になってしまいます。まずは、アドミッションポリシーを、それこそ暗記するほど熟読しましょう。そして、常にアドミッションポリシーを意識し、それに合うよう答えを考えましょう。

 

ポイント2 目指す将来像との一貫性に注意!

大学や専門学校は、決して人生のゴールではありません。だから、面接官は「卒業後の目標」を確認してきます。目標がはっきりしている人は、大学や専門学校での勉強にも真剣に取り組み、学校にプラスの影響をもたらすので、面接官にとっても「ほしい人材」になります。

 

そして、この「卒業後の目標」と「志望理由」や「入学後に学びたいこと」といった他の質問に対する答えが首尾一貫していれば、目的意識がはっきりした受験生として面接官も好印象を抱きやすくなります。しっかりと自分の将来像をイメージし、それに従った一貫性のある答えを考えていきましょう。

 

ポイント3 自分のキャラで勝負!

そして、こうした基本を押さえつつ、差をつけるために意識したいのが「自分のキャラクター」です。

 

面接官は、完璧な人間ばかりを求めているわけではありません。むしろ、「この子は、学力的には物足りないけど、おもしろい人物だな!」と思った受験生に高得点を与えることがあるのです。

 

実際の入試結果を見てみると、通知表の評定や小論文など他の試験が決してよくないのに合格を勝ち取る受験者がしばしばいます。これは面接がある推薦・AO入試ならではの現象ですが、こうした受験生は、他の受験生にはないキャラクターを備え、そしてそれをうまく面接官にアピールできた人です。「ちょっとアホに見えるけど、めちゃくちゃ元気で明るい」「誰にも負けないでっかい夢がある」「リーダーシップがとれる」「面接官が驚く特技がある」といった自分の個性を、うまく活かせるよう答え方を工夫してみましょう。

 

また、自分のキャラクターを最も表現できるのは、自己PRのときです。自己PRでは、ぜひ自分のキャラクターを前面に出し、強烈な印象を与えることを狙っていきましょう!

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