222(コラム)

失敗は成功の母! 小さな失敗を自分の肥やしにする

c-20140610

授業中、テスト中……失敗は至るところにみなさんは、今まで勉強に関してどんな失敗をしたことがありますか? きっと、まったく失敗をしたことがないという人はいないでしょう。これから挙げるのは勉強に関する失敗の例ですが、みなさんのなかにもきっと心当たりのある人はいるかと思います。授業に関していえば、居眠りをして授業を聞き逃したり、先生の質問に対し元気よく手を挙げて発表してみたけれども答えが間違っていたり、忘れてはいけない提出物を忘れてしまったり……といった失敗はよくある話です。また、テストでも二択で迷ったあげく、初めに書いた答えを消して書き直してみたら、最初に書いていた答えの方が正解だったり、前日にヤマを張って勉強したところがまったくテストに出なかったり、覚えたつもりのことがいざテストになると思い出せなかったり……なんて経験はありませんか?『失敗は成功の母』は、勉強にもあてはまるしかし、こうした失敗は決して悪いことばかりではありません。『失敗は成功の母』とよく言われますが、普段失敗をたくさんしているほうが、あとであなたを大きく成長させてくれるのです。授業中にみんなの前で間違えて恥ずかしい思いをすると、嫌な思いをするでしょうが、普通に勉強するよりはるかに強烈に記憶に残ります。つまり、あなたの学力にとっては間違いなくプラスになります。また、一度失敗して痛い目にあうと、次からは同じ失敗をしないように気をつけるようになります。要は、本番の入試で失敗しなければいいのです。事前に失敗を経験し、注意深くなっておくことは、本番で成功を収めるためにはむしろ必要なことでもあるのです。実は私も、かつて国語の模試で大変な失敗をしたことがあります。当時、大学入試センター試験の国語は『国語Ⅰ』と『国語Ⅰ・Ⅱ』に分かれていましたが、通常の大学入試ではより難しい『国語Ⅰ・Ⅱ』を課す大学がほとんどなので、模試でも『国語Ⅰ・Ⅱ』を受験するのが当たり前でした。しかし、ある模試で、同じ冊子に印刷されていた『国語Ⅰ』を解いてしまい、気づいたときには試験時間が半分以上過ぎていました。当然、ひどい点を取ってしまったのですが、それからは問題用紙が配られると必ず問題が間違っていないかを確認する習慣がつき、結果としてセンター試験本番でも落ち着いて取り組むことができました。 どんどん失敗して、より強い自分になろう!人間、だれでも失敗をするものです。失敗することを恐れる必要はまったくありません。失敗すればするほど、あなたはより強くたくましく成長していくのです。しかし、なかには失敗できない状況もあります。みなさんにとっては入試本番がそうです。失敗して落ち込んだときは、「これで本番では失敗しないですむぞ」と思うようにするとよいでしょう。  

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