222(コラム)

『国民の祝日』それぞれの由来、知っていますか?

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『国民の祝日』全部言えますか?

「祝日があると、学校が休みになってうれしい」という人は多いでしょう。でも、何月にどの祝日が来るのか、全部言えるでしょうか? 実は、この祝日、意外と入試に出されたりもします。中には社会で習う内容に深く関わっている日もあるので、由来も含めて全部覚えたいところです。

国民の祝日を全て紹介!

国民の祝日は全部で15日あり、それぞれに由来があります。『国民の祝日に関する法律』をもとに、ご紹介していきましょう。なお、いわゆる『ハッピーマンデー法』により、成人の日・海の日・敬老の日・体育の日は月曜日に固定されています。

 

・元日(1月1日)

新年を祝う日です。子どもにとっては、お年玉がもらえる日ですね。

・成人の日(1月第2月曜)

20歳になる世代の人を対象に成人式が行われます。かつては1月15日に固定されていました。

・建国記念の日(2月11日)

もともとは『紀元節』とよばれ、天皇家の祖先とされる神武天皇の即位日を記念する祭日でした。なお、大日本帝国憲法が発布された日でもあります。

・春分の日(3月19~22日のいずれか)

昼と夜の長さが同じになります。『自然をたたえ、生命をいつくしむ日』とされています。

・昭和の日(4月29日)

昭和天皇の誕生日です。そのため昭和時代には『天皇誕生日』でした。平成に入ると『みどりの日』と名前を変え、さらに2007年に『昭和の日』に変更されています。

・憲法記念日(5月3日)

1947年のこの日に日本国憲法が施行されました。

・みどりの日(5月4日)

5月3日と5日にはさまれた日です。3連休にするために『国民の休日』として祝日になり、2007年から『みどりの日』に変更されました。

・こどもの日(5月5日)

『端午の節句』として昔から男の子の成長を祝う日とされていました。鯉のぼりを上げたり、五月人形を飾ったりします。

・海の日(7月第3月曜)

『海の記念日』を祝日にしたものです。

・敬老の日(9月第3月曜)

『多年にわたり社会につくしてきた老人を敬愛し、長寿を祝う日』とされています。

・秋分の日(9月22日~24日のいずれか)

『春分の日』同様、昼と夜の長さが同じ日です。

・体育の日(10月第2月曜)

1964年の10月10日に東京オリンピックの開会式が行われたことを記念しています。

・文化の日(11月3日)

1946年のこの日に日本国憲法が公布されました。『憲法記念日』の5月3日とともに、社会でもっともよく問われる日付のひとつです。

・勤労感謝の日(11月23日)

『勤労をたっとび、生産を祝い、国民がたがいに感謝しあう日』と定められています。もともとは、その年の収穫を祝う天皇家の行事『新嘗祭(にいなめのまつり)』が行われる日でした。

・天皇誕生日(12月23日)

現在の天皇陛下の誕生日を祝う日です。

 

国民の祝日、由来をしっかり知った上で有意義に過ごそう

国民の祝日は、それぞれ日本の歩みに由来を持っています。勉強や部活はもちろん、それ以外にも有効な活用法を考えましょう。どうしてその日が祝日とされているのか、その意味をよく理解した上で、有意義に過ごしたいものです。たとえば、『敬老の日』にはおじいさん・おばあさんのもとを訪ね、手伝いをしながら一緒に過ごすのもよいでしょう。

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