222(コラム)

『汚い』字、直せます! 勉強しながらできる『プチ美文字』トレーニング

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『字が汚い』のは、試験ではマイナスあなたは今まで、『字が汚い』と人から指摘されて落ち込んだり、悩んだりしたことはありませんか?そんな字でも、本人は読めるかもしれません。しかし、試験であなたの答案を採点するのは赤の他人、しかも大人です。自分ではきちんと書いたつもりの字が「読めない」とか「『0』が『6』に見えた」といった理由でバツにされたら、悲しいですよね?  『字が汚い』人は印象面でも損をする『字が汚い』ことで不利益な扱いを受けるのは、学力試験の時だけではありません。字にはその人の性格や人間性が表れるとよく言われます。会ったことのない人から、字が乱雑で、読むのも一苦労な手紙を受け取ったら、きっとその人に対してよい印象は持たないでしょう。これから先のあなたの人生でも、同じことが起こるかもしれません。入試の際、受験生に『志望理由』を書かせることがよくありますが、乱雑で読みにくい字を書いてきた受験生に対して、採点官がよい印象を持つことはおそらくないでしょう。それどころか、「この受験生は手を抜いて書いているな」と、印象が悪くなるかもしれません。もっと厳しい評価を受ける場面もあります。企業の入社試験を受ける際には履歴書や職務経歴書といった書類を書きますが、企業にとって、『字が汚い』人を採用することにメリットはありません。取引の相手方に対して手紙など手書きの書面を送ることは、コンピュータ化が進んだ現代でもよくあること。その際に『字が汚い』と思われたら、企業のイメージが悪くなります。ということで、履歴書などの字が汚いと、面接官の心象が悪くなり、採用の可能性を狭めてしまうことにもなりかねないのです。  勉強しながらできる、字のトレーニング 実は、この文を書いている筆者も、学生時代には『字が汚い』ことでずいぶんと悩みました。特に小中学校のころはひどく、子どものころに書いた字は今でも読み返したくない『負の遺産』です。そんな私が字を矯正するために取り組んだメニューの一部を紹介します。勉強しながらでもできるトレーニングなので、気になる人はぜひやってみてください!まず、鉛筆でもシャープペンシルでもかまいませんが、2B以上の『濃い』芯に変えます。これは、手の力を抜いても書けるようにするためです。筆圧が濃いのは書道ではよいことですが、今回は手が覚えている字のクセを忘れさせる必要があるので、あえて力を抜きます。次に、線の間からはみ出さずにまっすぐ字を書く練習をするため、罫線の間隔がせまいノートを用意します。今は罫線にドットが入ったものも売られていて。字の間隔を整えるのに使えるのでおすすめです。また、『三角鉛筆』を持って字の書き方を教わった小学1年生のころのように、筆記具の持ち方も意識します。たまに棒でも握るような持ち方で書いている子どもを見かけますが、やはり持ち方が正しくないといい字は書けません。そして、紙を体に対しまっすぐに置き、手の力をできる限り抜き今までよりも『薄く』、罫線に沿うように心がけて書いていきます。字の手本は、小学校の教科書のように『楷書体』で書いてあるものを参考にしましょう。ゆっくり丁寧に書くので最初は時間がかかりますが、慣れてくると簡単に今までよりきれいな字が書けるようになります。筆圧は、最初は意図的に弱くし、加減がわかってきたら少しずつ強くしていきますが、あくまでも紙に跡がつかない程度にとどめます。私は力の加減をするため、シャープペンシルも金属製の重いものを使っていました。重いペンは力を入れて書くとすぐに手が疲れてしまいます。手が痛くなるのは嫌なので、自然と力を抜くようになりました。この状態で、意識して『楷書体』の字を書くようにすると、自分でも驚くほど字が変わります。きちんと書くと「字、きれいですね!」と言われることが多くなり自分でも驚きます。自分の字を変えたいと思う人は、ぜひ字の矯正にチャレンジしてみてください!

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