222(コラム)

英語力向上に役立つだけじゃない!? 英検取って、受験を有利に!

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英検ってどんな資格?世の中に数ある資格の中でも、子どもにとって最も身近な存在のひとつ「英検」。正式名称は「実用英語技能検定」といい、文部科学省の後援のもとに日本英語検定協会という団体が実施しています。年間の受験者数は約230万人と資格試験の中でも最大級の規模。現在は5級(中学初級程度)4級(中学中級程度)3級(中学卒業程度)準2級(高校中級程度)2級(高校卒業程度)準1級(大学中級程度)1級(大学上級程度)の7つの級に分かれています。また、3級以上の級では、筆記試験合格後に二次試験として面接が行われます。  英検は受験で役に立つ!英検が人気となる理由のひとつに、高校受験・大学受験で役立つことが挙げられます。これは大きく3つの面に分けて説明することができます。 1.入試時の優遇推薦入試では、出願資格のひとつとして英検(高校入試なら3級、大学入試なら2級以上が多いようです)資格が挙げられることがよくあります。また、特定の級を持っていると内申点や入試の得点に加算されたり、あるいは英語の学科試験自体を免除されたりするケースもありますので、学年相当以上の級に合格しておくと入試で有利になります。こうした入試での優遇を行う学校は、英検のホームページでも確認することができます。 2.英語力向上に役立つ英検は中1なら5級、中2なら4級というように、おおむね学年ごとに級が分けられています。そのため、自分の学年相当の級を取得することを目標に勉強すれば、自分の学年レベルの英語力を身につけることができるようになっています。高校受験生であれば3級、大学受験生であれば2級に合格できるように勉強しておけば、受験勉強に必要な英語力の基礎が身につきます。 3.リスニングの練習にもなる英検に合格するにはリスニングも勉強しなければなりません。この勉強は、高校入試・大学入試のリスニング試験にもそのまま活きてきます。特に大学入試センター試験におけるリスニング試験は英検の準2級・3級の試験と形式やレベルが類似しているため、早いうちから英検の勉強に取り組むことはセンター試験で高得点を取るために有効といえます。  英検を持っておくと、大学で得をすることも英検が役立つのは大学入試までに限りません。アメリカやオーストラリアの大学に留学する際、英検準1級(4年制大学の場合)以上で入学資格が得られる場合があります。また多くの大学では、英語の単位について英検取得者が免除を受けられる制度を設けています。こちらは一般的には2級以上、国公立大学など難関大学は準1級以上が目安のようです。英語が得意な人は高校生のうちから準1級を目指しておくと、大学入試時だけでなく、大学に入ってからも得をするかもしれませんよ!

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