222(コラム)

知ってたママ?子どものやる気を奪ってしまうNGワード

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親御さんなら誰だって子どもの可能性を信じて、少しでも力になってあげたいはずです。しかし、子どものやる気を奪ってしまうNGワードを多く発言してしまうと、ますます勉強をしなくなってしまう可能性があります。普段の生活の中で「あなたのためにやってるんだよ」だとか、「間違ってるわよ」、「◯◯くんに負けてもいいの?」といった言葉を投げかけていませんか? 今回は、子どものやる気を奪ってしまうNGワードをご紹介しようと思います。 子どもは誰でも「小さなプライド」を持っています。それを傷つけないようにすることが何よりも重要なことです。お子さんには喜びを感じられる心を育てるようにするのがベスト。それでは、子どものやる気を奪ってしまうNGワードをご紹介します。  NGワード1:「あなたのためにやってるんだよ」あなたのためにやってるんだよ・・・これは子どもにとって良くない言葉です。そうではなく、「ごめんね、寂しかったね」といったように、我慢して勉強をしている子どもの気持ちを慰める言葉がとても大切になります。気が付いてほしいのは、親が「この子のため」と思ってやっていることは、必ずしも子ども自身が良いものだとは感じてないということです。「あなたのためだから」と言われても、子どもの意志はどこにあるのか?ここが重要な問題です。子どもの意志は脇に置かれてしまっては、意味がありませんよね。自分の行動を誰かに決められたら、大人だって反発するもの。そんな状態で、人はやる気になれるわけがありません。 NGワード2:「間違ってるわよ」いきなり否定するのではなく、まずはしっかりとできている部分を褒めてあげてください。その後に「ここを直しておくといいよ」と声をかけるのが正解です。勉強を頑張った子どもでも、必ずしも結果が出せるわけではありません。それは大人でも同様のことが言えます。だからこそ、そこで親は咎めてはいけません。子供を批難して否定的なイメージを植え付けるのは最もやってはいけない行為です。あまりにも「間違ってるわよ」を多用してしまうと、子供が自分を否定するようになります。そして子どもは、いつしか自分は何をやっても親の期待に応えられないダメな子だと思い込んでしまいます。子どもが自分を否定し始めると、それ以上能力が伸びることはありませんので注意しましょう。 NGワード3:「◯◯くんに負けてもいいの?」友だちや周りの子と比べるような発言は避けたほうがいいでしょう。それよりも「この前よりうまくできるようになったね」といったように褒めてあげることが大切です。そのほかにも「もうちょっと頑張ればできそうだね」といったように可能性を感じさせる言葉をかけましょう。いずれにしても、過去と比べて努力した過程を褒めてあげることが大切になります。親の達成動機が高いと、子の達成動機も高くなることが分かっています。しかし落とし穴があって、親の達成動機が高すぎると子どもの達成動機が低くなってしまうのです。やってはいけないことは、子どものやる気を奪ってしまうことです。純粋にお子さんの能力を引き伸ばすことを考えるようにしましょう。そのため、他人と比較しても意味がないわけです。  いかがでしたか?この他にもいくつかのNGワードが存在しますが、最も多いNGワードを今回はご紹介しました。お子さんの可能性を限りなく引き伸ばすためにも、発言には注意するようにしてください。

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